ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

ピザの刑(???)

2008-09-06 23:27:45 | ひでんかの「ちょっとした事件」

夕方、家の電話が鳴りました。
出ると
「私、○○の××といいますが、でんか様はいらっしゃいますでしょうか?」
明らかに営業の電話です。
でんかに聞くと「知らない」と言うので
「そちら様のことは存じ上げないとのことなので失礼します」
と言って電話を切りました。

すると、すぐにまた電話が鳴り、出てみると
「ちょっとねー、あんた、人が話しているのにイキナリ切るのは失礼じゃないの」
と、先ほどの方。
「ですから、あなた様のことは存じ上げないので、お話は結構です。とお断りしましたが...」
「そっちが用があるかどうかじゃなくて、コッチが用があって電話したんでしょうが!」
「ですから、こちらは用がないので失礼します」
と再び電話を切りました。

すると、そこから電話が鳴り続け(留守電をセットしているので録音に入ると切れますが)
あまり、しつこく何度も掛けてくるので、出てみると...
「あんたさーーー、そっちに用は無くても、コッチは用があって電話したんだから、話の途中で切るってのは失礼でしょうが」
と。
そこから一気に罵詈雑言を並べ立てるので、
「あのー、こうやって、電話をかけ直してこういうことを仰っている方が失礼なのではありませんか?」
と、言うと
「知ってるよ、そんなこと、わかってやってるよ」
と。
これぞ「ザ・逆ギレ」という状態。

「失礼ですが、もう一度、御社のお名前を教えて頂けませんか?」
と聞くと
「言うわけないじゃんか、頭来てるんだから」
と仰るので
「○○さんですよね」(最初に名乗られたので)
と、聞くと
「うるせーよ」

会社名を名乗っておいての、この行状。
久しぶりです!
ちょっと楽しくなってしまい(?)暫く、お相手することにしました。
(電話代はあちら持ちだし)
「人の話を聞けよ」
と仰るので、しばし黙ったまま相手の言うことを聞いていました。

「あんた、自分が用事があって電話を掛けて、相手が用がないからって切られたら、どう思うんだよ」
 (いゃあ、相手の方が「話したく無い」というなら仕方が無いでしょ...)
「コッチだって遊びで電話してんじゃねぇんだゾ」
 (遊びだろうが仕事だろうが、こちらとしては同じなんですけど...)
「だいたい、どういう育てられ方してきたんだよ。そうやって自分の子供も育ててんだろ」
 (今度は教育論ですか?どういう育てられ方したかは、私があなたに聞きたい)
「人をこんなに怒らせて、どう思ってんだよ。え?黙ってんじゃねーよ。聞いてんだからよ」
 (「人の話を聞け」って言うから聞いていましたのに...)
「何で人を怒らせてんだって聞いてんの!人の話を聞いて、黙ったまんまって、失礼じゃないのかよ」
 (今度は「黙っていたら失礼」なの???)
「なんとか言えよ!」
と言うので
「別に怒らせているつもりは無いんですけど...」
「じゃあ、何で黙ってんだよ」
「いや、何をお答えすれば良いのか分かりませんので...」
「全くよ、詫びの言葉のひとつも出ないし...」
ここで、一瞬「どうしようかな?」とためらいつつも出てしまったのが
「お詫びすればよろしかったんですか?」
あちらも一瞬の間があった後

「あ、もう切れた!」
 (既に切れてるでしょーが)
「完全に切れた!!これでピザの刑確定な!!」

   何??...何だそれは?!?

「ついでに鮨の刑もな。オプションも4個くらい付けてやるから」
以前、見聞きした情報から、おそらくそれは
「嫌がらせのために、宅配や出前を山ほど注文する」
ことなのだと、すぐに気がつきましたが、
「わかるか、ピザの刑って?今晩の晩メシのことだよ。鮨もな」
ちゃんとご丁寧(?)に解説してくれました。

「どうせ言ったって分からねーだろ。
子供だって、そうだろ。
話してきかなきゃ、ぶつだろうが。
それと一緒よ。
もう話したってわからねーだろうから、他の方法で思い知らせてやるよ。
覚えてろよ。忘れた頃にピザが届くぜ。
怒られるのはソッチだからよ。
そんときの顔が見られないのが残念だけどよ」
 (怒られるって?ピザ屋さんにですか?)
で、挙げ句の果ては
「もう話したくねーから、サッサと切れよ」
(ソッチから掛けてきて、さっきは切ったら怒って今度は、切れって?!?)
それでも、こちらからは切らずに受話器を持ったままでいたら、少し間をおいてから電話は切れました。
(きっと、先に切ったら、また「何で先に切るんだ!」とかかってきたのではないかと...)

それにしても...相手の方には申し訳ありませんけれど

 いゃあ、面白かった!!

こういう営業電話は本当に久しぶりです。
(何年か前にあった「△△証券」以来のヒットかも...)
特に今回は、お話が飛びすぎて次に何の話が出てくるのか、ちょっとワクワクしてしまいました。
(黙って聞いていたのは、笑いをこらえるのに必死だったということもあります)
で、トドメが「ピザの刑」
(「どこのピザ屋さんからですか?」とか聞いてしまいたい欲求が...)

電話の後で詳細を話したら、でんかもしんのうクンも呆れていました~~~。
しかし、今のご時世。
呆れるだけで済まない場合もあります。
一応、しんのうクンには、
「留守の間にピザやお鮨が届いても受け取らないように」

「家に帰ってきて、ドアの前に不審な人がいたら、すぐに逃げて通報すること」
と注意を促しました。

明日からでんかは出張です。
「夫が出張中に留守宅で母子殺害される!」
なんて、見出しが新聞に.....ひぇいっ!?

 ・・・・・

えーーー、ご報告です。
今晩の晩ご飯はピザではありませんでした。
(モチロン、お寿司でもありません!)
でも、忘れた頃って言ってたしなぁ.....

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