今日聞いた、お友達のお母様のお話。
こちらのお母様、一昨日「救急車で運ばれた」そうです。
コトの顛末は
こちらのお母様、某JRのターミナル駅で、乗り換えのために構内を歩いていたときに、若い男性ぶつかり転倒してしまったそうです。
仰向けに転んで頭を打ったそうで、意識を失うことはなかったものの、高齢者ということですぐに「救急車」が呼ばれたました。
病院に行って一通りの検査をし(CT、レントゲン、モロモロ)、ケガの箇所は「頭にたんこぶが出来ただけ」とのことで、迎えに行った娘さん(@お友達)とそのまま帰ってきたそうです。
まずは大事に至らずに良かったです。
と、お友達曰く
「ウチの母ったら、転んで倒れた瞬間に、ぶつかった相手に「名刺ください」って言ったのよ~」
(コレ、「しっかりしている」という一言で片づけて良いモノか...?)
すると相手の方が
「僕、派遣なんで名刺は無いです」と。
(なんか、タイムリーというか...)
相手の方(加害者?)はちゃんと病院まで付き添ってくれたそうなのですが、支払いの際に
「あんた、お金持ってるの?」
と聞くお母様に
「今5,000円しかありません」
と言って、1枚の五千円札を出し、病院の会計を払ったそうです。
名刺は無くても、ちゃんと連絡先(世田谷在住だったとか)も教えて貰ったそうなので、
「大したこと無かったのはモチロンだけど、相手もちゃんとした人で良かった」
と、お友達。(確かに!!)
するとお母様のお言葉。
「あの人も可愛そうにね。ぶつかったのが、こんな年寄りじゃなくて、もっと若い人だったら、アレくらいじゃ転んだりしなかっただろうに...。
そしたら、なけなしの五千円札も使わずに済んだのにね」
・・・・・
歳を取っても、かくありたいものデス。