青春１８きっぷ（残り切符消化）の旅

丑年なので、「牛に引かれてを引いて（？）善光寺まいり」に行ってきました。

昨年末に「下呂」へ行った時に購入した「青春１８きっぷ」が１枚残っていました。
「一人でボ～っと列車旅」でもして来ようかと思っていたら、その話を聞いたお友達が
「一緒に行く！連れて行って！！」と。
残り切符は１枚なので、
「切符が調達出来たらね」
と、先日、某ターミナル駅に出たときにチケット屋さんをはしごして、なんとか手に入れることが出来ました。
（定価よりも500円高でしたが、それでも良いと仰いましたので）
更に「ムーンライトえちご」の指定席も取りました。
　．．．ということで、まずは「新潟」目指して、昨晩の池袋からスタートです。

今回のルートは新潟から長野（上越線→信越線→中央線）でグルっと回ることにして、接続の時刻をチェック。
そのうえで、待ち合わせ時間をうまく利用して、一応「観光もしてきましょう」という、かなりアバウトな旅程です。
（と、いうことで、旅の報告も、かなり”アバウト”です）

（恒例の「駅のホーム看板」ですが、さすがにスタートの「池袋」は、あまりに日常過ぎて撮りませんでした～）

　池袋発23:17　新潟着4:51

新潟駅前のコンビニで朝ご飯を調達し、上り列車で長岡まで戻ります。
（ムーンライトで長岡下車しても良かったのですが、接続列車の始発まで時間があるので、とりあえず新潟まで行くことにしました）

　新潟発5:18　長岡着6:31
　長岡発6:41　直江津着8:10

新潟からの上りの始発は、予想外に人が乗っていましたが、直江津までもほぼ満席でした。
（そういえば、通勤・通学時間ですね）

直江津で下車して、タイムリーな企画（？）
「”天地人博”でも見に行きましょうか」と話していたのですが、今朝の新潟は雨。
「雪ならば・・」と思いましたが、傘をさして歩くのは（雪なら傘はいりません）ちょっと、ということで、直江津下車は断念して、そのまま長野に向かいました。
（途中の「春日山」「高田」で下車する案も、大雨で断念。これは、上杉謙信が「来るな」と言っている？）

　直江津発8:10　長野着9:52

そして、なぜだか「七福神めぐり」

長野は曇り空ですが、雨は降っていませんでした。
（町中に雪はありません）
ずっと座っていたので、
「このままだと”エコノミークラス症候群”になってしまう！」
と、歩いて善光寺さんへ向かうことにしました。
途中、パンフレットに載っていた
「善光寺七福神巡り」にも挑戦です。

たぶん「七福神巡り」というものをやるのは初めてだと思います。
（先日の下呂温泉「さるぼぼ七福神」は七福神と呼んではいけない？）
ですので、「一般的な」七福神巡りが良く分からないのですが、
「七福神巡り」とは、こんなものなのでしょうか．．．．．。
＜写真左から＞
寿老人・・・スタートがコレでしたので、どこもこういう像（？）が経っているのかと思いましたら．．．．．
大黒天・・・中央郵便局の隣に小さなお社が１つだけ。（隙間から中を覗いてみましたが、どなたもいらっしゃいません）
福禄寿・・・ここは神社のお社の脇に立て看板が。（覗く隙間もありません）
弁財天・・・大黒天様よりも更に小さなお社です。後ろは駐車場の壁。（琵琶を持った弁天様はいずこに．．．？）
布袋・・・布袋様がおわしますのは、古式ゆかしいホテルの１室（!?）
「布袋様に会わせてくださ～い」とお願いして入れて貰いました。
恵比寿・・・恵比寿様の前は露天が並び、参拝の方の行列が出来ていました。
「何事か」と思いましたら、今日は「初えびす」のようです。
毘沙門天・・・毘沙門様は特別拝観日しかお出ましにならないそうなので、代わりに、こちらのお寺のご本尊「釈迦涅槃像」をパチリ。

一応、ひととおりお賽銭も上げてお参りしたのですけれど、「七福神巡り」ってこれで良いのでしょうか．．．？

この後、もちろん善光寺さんにもお参りしました。
実は、昨年、お友達の葬儀の際に「お数珠」が壊れてしまいました。
デパートで買うのもなんだかなぁ．．．と思い、善光寺さんのものを頂くことにしました。
（無宗派の善光寺さんの念珠でしたら、どこのお葬式でもよいかと。
私としては、これが、今回の旅の最大の目的だったかも．．．）

善光寺参拝を終えたら、お昼です。
朝は「コンビニおにぎり」でしたし、夜も「列車ご飯（？）」になりそうなので、お昼はしっかり摂ることにしました。

門前の「彌生座」の「せいろ蒸し」。
私が食べたのは、御野菜たっぷりの「門前せいろ蒸し」
お友達は「千曲川 鮭の親子せいろ」
蒸し料理なので、どちらもヘルシー。

お腹もいっぱいになったところで、駅までは、もちろん徒歩で戻ります。
途中で見つけたのが　→
「長野オリンピック」の際に使われた表彰式会場です。
今は、駐車場の片隅で、壇上は「立ち入り禁止」になっていました。
ミニ聖火台の足元に書かれていたのは「１９９８」の数字。
と、いうことは「長野オリンピック」から、もう１１年も経ったのですね～～。

駅まで戻り、「列車の旅」再開です。

　長野発13:04　松本着14:21

松本も、雪は全くありません。
「松本城には行ったことがありません」
というお友達のために、今度は松本城までウォーキング。
足元の心配が無いのは嬉しいのですが、折角この季節に来たのですから、景色としては、やはり
「雪の松本城」が見たかったです。
（とか言って、雪道だったら「行くのや～めた」か「バスで行きましょう」になっていたでしょ!?）

足元の雪もありませんし、なにしろ今日は暖かい。
（埼玉よりも暖かい？たぶん今日は埼玉・東京も暖かいのでしょうけれど）
冬なのに暖かいということは、雲が立ちこめているし風もないので、期待していたアルプスの山々も全く見ることができませんでした。
（結局、今回の旅は、ホントに「列車に乗り続けた旅」でした～）

　松本発16:39　大月着19:47
　大月発19:52　（立川・西国分寺乗り換え）　新秋津着21:22

ＪＲ線、総乗車キロ数：811.9キロ
出発から帰宅まで、ちょうど２４時間の旅でした。

見返り美人（？？？）

今回の旅の同行者。
出発当日、ワクワクしすぎて血圧が上がってしまったのだとか．．．．．。
まるで「遠足前の小学生」みたい？
（小学生は血圧は上がりません!?）