日本人でよかった。ハードロックを聴くたびに
そう思います。
今はスエーデンあたりでもヘヴィメタル熱が
再沸騰しているようですが、一般的にはアンダーグラウンド
です。
日本も80年代ジャパメタ・ブーム期だけ少し熱く、
今では少数派の音楽リスナーです。
しかし少数派であっても濃いファンがいるので、日本での
ハードロック・メタル産業は安定しています。
しかも、
日本では熱いメタル・親父・ジャーナルストが元気で、
海外で鳴かず飛ばずの無名不人気バンドを発掘してきて
日本のレコード会社との契約の橋渡しをしているので、
海外では全く知られていない海外バンドが無数に日本
デビューさせています。また、日本には世界一の密度と
を誇るメタル雑誌「BURRN!」があり、海外では
相手にされなくなった、かつての大物も表紙になります。
HR/HMは、時代や流行と合っていないだけで、
有能で名曲を作るバンドは今も沢山います。
クイーン、エアロスミス、キッス、ボン・ジョヴィだって
アメリカの大衆が無関心だった時から、日本のファンは
応援して、日本から火がついたバンドです。
では、本題にはいります。
日本以外では全く無名バンド「フェア・ウォーニング」の
ニューアルバム「ブラザーズ・キーパー」が発売されました。
初回版にはDVD付き版もあり、もちろんDVD付きを買いました。
このDVDはメンバーのインタビューが収録されていますが、
涙ものの苦労話が聞けます。「本国ドイツでは小さなクラブで
客3人のライブがざらにあった。ステージセットに凝って
スタッフをたくさん雇ったライブで客1人なんて事もあった」
と語っています。
最近まで、ヨーロッパでは「フェア・ウォーニング」のCDは
廃盤になり、レコード契約が切れていたらしいです。
そして、2ndアルバム「レインメイカー」以降は、
日本でだけしかライブをやっていないです。だから、日本は
「フェア・ウォーニング」を生で体感出来る唯一の国です。
僕も生フェア・ウォーニングを3回体感しました。
あんな間近で世界最高峰の演奏を聞けるとは夢のようでした。
こんなに素晴らしいメロディアス・ハードロックを創作出来る
バンドはそう多くないです。「フェア・ウォーニング」はチャンス
に恵まれていないだけで、これだけ高い能力のバンドが、正当な
評価を受けられる世の中になってほしいです。
バンドの知名度を上げる為に、デビュー時は大々的な宣伝をし
マスコミ露出を頻繁に行わないと、一般的に知ってもらえず
聴いてもらうチャンスすら与えられません。
「フェア・ウォーニング」がまさにそうです。
ゼロ・コーポレーション(倒産)や、アバロン等の、若く小さい
会社に所属しているので、育てる経費不足なのだと思います。
CMソング、ドラマとタイアップ、音楽番組出演などのチャンス
があれば、フェア・ウォーニングは爆発的ヒットの予感があるバンド
です。
3rdアルバムの「GO!」は10万枚のビッグ・ヒットで
ハードロック界全体をも活気づけました。日本で100万枚以上を
容易く売ってしまう、「ボン・ジョヴィ」「エアロスミス」みたいな
モンスターバンドと比較したら駄目ですよ。今のHR/HM界は
低迷して1万枚のセールスも厳しくなっている状態です。
でも、僕個人的には「ボン・ジョヴィ」や「エアロスミス」よりも
「フェア・ウォーニング」の方が好きです。
近作「ブラザーズ・キーパー」は、解散から7年たって再結成第1弾
アルバムです。解散後ボーカルのトミー・ハートは「ソウル・ドクター」
というバンドでアメリカンロックをやり、ギターのヘルゲと、ドラム
のCCは「ドリーム・タイド」というバンドで「フェア・ウォーニング」
路線のより幅が広い音楽をやっていました。
特に「ドリーム・タイド」は良質バンドだったのに、ライブ公演の
チケット販売したら全く売れず、結局1回のライブもやらなかった
バンドでした。
「フェア・ウォーニング」の発表した2枚のライブCDや、ライブ
ビデオを観れば分かるように、スタジオ・バージョンより格段にいい
です。ライブで本領発揮できるライブ・バンドなのに、日本以外では
ライブが出来ないとはかわいそうです。
新作「ブラザーズ・キーパー」は、1曲目から最後まで、名盤1stアルバム
や「GO!」に匹敵する良質曲集でした。紛れも無い「フェア・ウォーニング」
の音楽です。こういう新曲を待ち焦がれていました。
再結成ブームで、ジューダス・プリースト、モトリークルー、キッス、MSG
クイーンなどのように過去の偉業依存型や、全く路線変更しダークで重たい
音楽を出した「ヨーロッパ」などがいますが、ファンが望むのは
過去の輝かしかった頃と同じ輝きで新作を発表してもらうことです。
誤解がないように言いますが「ヨーロッパ」の新作は名作ですが、
ドラマチックでメロディアスだった頃の「ヨーロッパ」とは全く違う
音楽路線になったバンドでした。
最後に伊藤政則風に断言させていただくと、
「フェア・ウォーニング」の「ブラザーズ・キーパー」を聴いて
圧倒されないようなら、人生で大きな損をしているでしょう。
そう思います。
今はスエーデンあたりでもヘヴィメタル熱が
再沸騰しているようですが、一般的にはアンダーグラウンド
です。
日本も80年代ジャパメタ・ブーム期だけ少し熱く、
今では少数派の音楽リスナーです。
しかし少数派であっても濃いファンがいるので、日本での
ハードロック・メタル産業は安定しています。
しかも、
日本では熱いメタル・親父・ジャーナルストが元気で、
海外で鳴かず飛ばずの無名不人気バンドを発掘してきて
日本のレコード会社との契約の橋渡しをしているので、
海外では全く知られていない海外バンドが無数に日本
デビューさせています。また、日本には世界一の密度と
を誇るメタル雑誌「BURRN!」があり、海外では
相手にされなくなった、かつての大物も表紙になります。
HR/HMは、時代や流行と合っていないだけで、
有能で名曲を作るバンドは今も沢山います。
クイーン、エアロスミス、キッス、ボン・ジョヴィだって
アメリカの大衆が無関心だった時から、日本のファンは
応援して、日本から火がついたバンドです。
では、本題にはいります。
日本以外では全く無名バンド「フェア・ウォーニング」の
ニューアルバム「ブラザーズ・キーパー」が発売されました。
初回版にはDVD付き版もあり、もちろんDVD付きを買いました。
このDVDはメンバーのインタビューが収録されていますが、
涙ものの苦労話が聞けます。「本国ドイツでは小さなクラブで
客3人のライブがざらにあった。ステージセットに凝って
スタッフをたくさん雇ったライブで客1人なんて事もあった」
と語っています。
最近まで、ヨーロッパでは「フェア・ウォーニング」のCDは
廃盤になり、レコード契約が切れていたらしいです。
そして、2ndアルバム「レインメイカー」以降は、
日本でだけしかライブをやっていないです。だから、日本は
「フェア・ウォーニング」を生で体感出来る唯一の国です。
僕も生フェア・ウォーニングを3回体感しました。
あんな間近で世界最高峰の演奏を聞けるとは夢のようでした。
こんなに素晴らしいメロディアス・ハードロックを創作出来る
バンドはそう多くないです。「フェア・ウォーニング」はチャンス
に恵まれていないだけで、これだけ高い能力のバンドが、正当な
評価を受けられる世の中になってほしいです。
バンドの知名度を上げる為に、デビュー時は大々的な宣伝をし
マスコミ露出を頻繁に行わないと、一般的に知ってもらえず
聴いてもらうチャンスすら与えられません。
「フェア・ウォーニング」がまさにそうです。
ゼロ・コーポレーション(倒産)や、アバロン等の、若く小さい
会社に所属しているので、育てる経費不足なのだと思います。
CMソング、ドラマとタイアップ、音楽番組出演などのチャンス
があれば、フェア・ウォーニングは爆発的ヒットの予感があるバンド
です。
3rdアルバムの「GO!」は10万枚のビッグ・ヒットで
ハードロック界全体をも活気づけました。日本で100万枚以上を
容易く売ってしまう、「ボン・ジョヴィ」「エアロスミス」みたいな
モンスターバンドと比較したら駄目ですよ。今のHR/HM界は
低迷して1万枚のセールスも厳しくなっている状態です。
でも、僕個人的には「ボン・ジョヴィ」や「エアロスミス」よりも
「フェア・ウォーニング」の方が好きです。
近作「ブラザーズ・キーパー」は、解散から7年たって再結成第1弾
アルバムです。解散後ボーカルのトミー・ハートは「ソウル・ドクター」
というバンドでアメリカンロックをやり、ギターのヘルゲと、ドラム
のCCは「ドリーム・タイド」というバンドで「フェア・ウォーニング」
路線のより幅が広い音楽をやっていました。
特に「ドリーム・タイド」は良質バンドだったのに、ライブ公演の
チケット販売したら全く売れず、結局1回のライブもやらなかった
バンドでした。
「フェア・ウォーニング」の発表した2枚のライブCDや、ライブ
ビデオを観れば分かるように、スタジオ・バージョンより格段にいい
です。ライブで本領発揮できるライブ・バンドなのに、日本以外では
ライブが出来ないとはかわいそうです。
新作「ブラザーズ・キーパー」は、1曲目から最後まで、名盤1stアルバム
や「GO!」に匹敵する良質曲集でした。紛れも無い「フェア・ウォーニング」
の音楽です。こういう新曲を待ち焦がれていました。
再結成ブームで、ジューダス・プリースト、モトリークルー、キッス、MSG
クイーンなどのように過去の偉業依存型や、全く路線変更しダークで重たい
音楽を出した「ヨーロッパ」などがいますが、ファンが望むのは
過去の輝かしかった頃と同じ輝きで新作を発表してもらうことです。
誤解がないように言いますが「ヨーロッパ」の新作は名作ですが、
ドラマチックでメロディアスだった頃の「ヨーロッパ」とは全く違う
音楽路線になったバンドでした。
最後に伊藤政則風に断言させていただくと、
「フェア・ウォーニング」の「ブラザーズ・キーパー」を聴いて
圧倒されないようなら、人生で大きな損をしているでしょう。