昨日、たまたまテレビをつけると強烈な歌声が聴こえてきました。
「マニフェスト」という歌で、ローリングストーンズを彷彿させる
曲調と言い、「ジャニス・ジョプリン」を彷彿させる歌声、
サイケデリックやヒッピーを思わせる、ベルボトムジーンズに腰まである
バンダナなどのファッションで一気に引き付けられました。
今の邦楽、いわゆるJ-POP、J-ROCK系には失望しっぱなしで、
期待もしていませんでしたが、「スーパーフライ」みたいに素晴らしい
実力派新人も出ているんですね。今の女性シンガーは、ハイトーンで
歌うだけの人や、「宇多田ひかる」系のR&Bシンガーが主で、
いずれも線が細い人が多いです。「アレサ・フランクリン」ほどの
ブラックミュージック系のシンガーは期待しないまでも、ファンキー系
は殆どいません。僕は「和田アキ子」「大黒摩季」「綾香」「中村あゆみ」
「綾戸智恵」「橘いずみ」とか好きですが、正直、洋楽の代用品的な
感じで聴いている感じでした。まだまだ、世界には凄い女性シンガーが
山ほどいます。日本人の声量や音域では到底太刀打ちできません。
でも、「ティナ・ターナー」「ジャニス・ジョプリン」「キャロル・キング」
「ベッド・ミドラー」に匹敵するほどの素質を「スーパーフライ」に感じ
ました。
でも、この動画の「マニフェスト」以外では、この曲ほどのインパクトは
感じませんでした。どうもバラードより、ミディアム・ロックで才能を
発揮するタイプのようです。