僕が唯一好きなメロコア・ナンバー 2009年07月15日 | ♪ハードロック/ヘヴィメタル∮♭ 僕はメロコア系はあまり好きじゃないです。 「グリーンデイ」の「バスケット・ケース」「マイノリティ」 や「オフ・スプリング」や「モンゴル800」を多少嗜む程度 で、多くのメロコア系はあまり僕に合いません。 でも、「SR-71」「ポリティカリー・コレクト」は大好きです。 なんとなく僕が大好きなメロディアスハードロックの「テラノバ」 に近いです。
年齢差と友好関係 2009年07月15日 | 店主の人生哲学 ここ4,5年で、僕の思想で変わった事があります。 年齢差です。 僕は学生時代は水泳部でしたが、部活に、先輩があまり顔を出 さない事もあり、尊敬する先輩や、親しい先輩がいませんでした。 僕は多くの先生に対し、不信感と反抗心を持っていたので、僕の 敬意の対象はラジオのパーソナリティや、ミュージシャンや、作家 でしかなく、遊んだり、仲がいいのは同級生ばかりでした。 高校になると、先輩=怖い人でしかなく、因縁つけられるか、 カツアゲに合うかだけで、親しくなんて成れるはずもありません でした。 専門学校は、1回社会に出て、再度学生に成った人とかも多く、 結構年齢差がありましたが、一緒に遊んだりしていても、やっぱり 仲が良かったり、何でも喋れたのは同い年でした。 社会人に成り、社内、社外の人と多く付き合いましたが、同い年や 年下とは打ち解けられても、やはり年上には、遠慮と一定の距離感 があり、業務上の話と軽い雑談程度で、深刻な話や相談なんて 出来ませんでした。 バンド活動時は、6歳ぐらい年上の人と組んでいましたが、彼は 常に上から目線で、言う事の全てが、ありふれた通り一遍等の 単なる平均的大人の意見でしかなかったです。薄っぺらな 大人の意見や判断にウンザリでした。 で、僕は、年上とはそうゆうものと思い込み、別に友達は同い年 だけでいいと思いましたし、僕は年上と女とは友達に成れない と決め付けていました。 特例で、1歳年上のUさんと意気投合し、毎日、どちらからとも なく電話し、3,4時間喋るのが日課で、休日は一緒にドライブ しながら互いに何でも喋りあいました。 そして、僕は自分の店を開店し、多くのお客様と出会いました。 テレビの話や、気候の話や、噂話、社会の話などの世間話をする 程度で、スキルも、ノウハウも、社交性も無い僕は、その場しの ぎの上辺話をする程度でしかなかったです。 でも、僕が興味ある映画や、音楽の話に成ると、やたら饒舌に 語っている自分がいて、自分ながら驚きました。 初対面であっても、自分と共通の物があると、それをとっかりに 急速に親しくなり、1時間も喋ると、旧知の友人の如く仲良く なれました。 ただ、通りかかったり、インターネットで当店情報を入手し、来店 してくれた人と、1時間後にはメールや、携帯番号交換する仲にな れる事が数年前には考えられませんでした。 それまでは、営業先や先輩に対しても「クレームを言う人」「説教する 人」とか、勝手にレッテルを貼り、自ら近寄りがたい存在へと偶像を 作っていましたが、今は、来店してくれる事で感謝と喜びがあり、 更に僕と共通する点があると急速に親しみが増す事が分かりました。 まだまだ、僕の行きつけの喫茶店「バラック」のように、お客さん全て と親しくする、という、姿勢には程遠いですが、飲食チェーン店のような 接客マニュアル以外のトークを避ける業務的店とは明らかに違う、個人 営業店のカラーが出てきたと思います。 無理をして、お世辞や、相手視点のネタや、話を盛り上げようとか、 そういった気遣い不要な、ザックバランな関係がお客様と築けて、 仲間意識で付き合えている事はラッキーです。 だから、今は年上、年下とか、そんな事はどうでもよく、人間として 合うか、合わないかだけです。合わない人とも付き合うのが大人であり、 仕事ですので、それなりに接しますが、合う人とは今後益々親睦を深め たいです。 同世代のみで付き合っていた頃に比べ、年下も年上も、僕に対しいい 刺激になり、同世代からは得られない豊富なあらゆる話を出来、 商売人って、損得勘定や自分が作った物を売る喜び以外に、 たくさんの人と関われる良さがあるな~と、つくづく思います。 僕の母は社交的で明るかったので、お客さんに納品すると、お客さんと 世間話で盛り上がっていました。しかし、父は「お前は1件の納品だけ でどんだけ時間かかるんか?無駄話は一切せんで、商品置いたらすぐに 帰ってこい」と母を叱っていました。確かに、父は納品が早く、鬼瓦みた いな表情なので、お客さん側も何も喋ってきません。 で、母が亡くなると、今までの常連さんの殆どは取引を止め、結果、 父と母で始めた商売は終焉しました。すなわち、母の楽しさや、明るさ で友達感覚で、長きに渡りご愛顧してもらっていましたが、母が亡くな ると、ただ父が無愛想に無言で納品くるだけです。そうなると、他社の 方が安いのでそちらに客が乗り換えても仕方がありません。 母は亡くなって、今、僕に、商売とは何かを教えてくれている気が します。