2015年の元旦。冠雪の桜島。
荒田八幡宮に初詣に行きました。
大分の宇佐神宮を初めて訪れました。
宇佐神宮は境内が実に広く、本殿までの参道がとても長い。
ようやく本殿に到着。
めでたく参拝。二礼四拝手一礼は出雲大社と同じ。
宇佐神宮は全国八幡神社の総本宮。最強のパワースポットといってよいでしょう。
大分県中津市は黒田官兵衛ゆかりの城下町。中津城を訪れました。
みんなで中津城の天守閣へ登る。
中津城の近くには城下町らしく武家門が見られます。
中津市は福沢諭吉の生誕地。福沢諭吉の旧宅と記念館を訪れました。
記念館には諭吉のゆかりの品々が展示。福沢諭吉って写真でみると大柄なんですね。
中津は唐揚げも有名。お昼は唐揚専門店で唐揚げ定食を。
2014年の秋、大分へ。全国各地から大学友人が小倉駅に集合。
レンタカーで大分を目指す。レンタカーが鹿児島ナンバーだったのには笑った。
別府PAに立ち寄り、約2時間で大分に到着。
大学の研究室を訪問し近くの旦野原ハイツへ。学生の頃にタイムスリップしました。
夜に大分組と合流し都町へ。
都町の屋台街は昭和の香りが濃く残る場所です。
2014年の秋、奄美へ。
鹿児島空港からJACで飛び立つと、薩摩半島を南下し屋久島を眼下に眺めしばらくすると奄美空港に着く。
久しぶりの奄美です。
時間があるので奄美大島紬村へ連れてってもらいました。
大島紬の特徴は泥染と柄。
泥染で染料に含まれるタンニンと泥に含まれる鉄分が化学反応を起こす。
化学反応により黒く光沢のある独特の色が生まれる。
柄は独特なデザイン(龍郷柄と亀甲柄)を最初に起こす。絹糸を所々で縛って染め上げる。
染め上げた糸を織り子さんが織機に往復させる。するとデザイン通りの柄が少しづつ出来上がる。
どうやったら柄通りに織り上がるのか何度みても仕組みが理解できません。
1枚の反物が出来上がるのにものすごい時間がかかるのだけは分かりました。
奄美独特の高倉
お昼は島の豆腐料理店へ。
龍郷町の秋名集落に連れてってもらいました。
夕日で有名なトンネルを抜ける。
ショチョガマが行われる祭り場へ。
祭り場からみた秋名集落の全景。秋名集落は稲作がさかんなところ。平地がひろがる。
平瀬マンサイが行われる海岸へ。
ショチョガマと平瀬マンサイは豊穣祭りで国の重要無形文化財。
夜は奄美市繁華街の喜多八へ。
黒糖焼酎を飲みながら食べる奄美料理はおいしい。
ついでにスナックへ。
翌日は田中一村美術館に立ち寄ってから奄美空港へ。
田中一村美術館を訪れるのは3度目だが奄美の自然を題材にした田中一村の絵はいつ見ても新鮮だ。
奄美空港。ゲートを出て歩いて飛行機のタラップに向かう。
次に奄美を訪れる機会はいつだろうか。
6月に樋脇麓を訪れました。
樋脇支所裏手の立派な武家門
風格ある門で左右に四段の切石積と袖屋根を備える。潜り戸も付く。
門の状態は6年前とあまり変わってないように見えるがいつまで維持できるか心配です。
こちらも潜り戸付きの立派な構え。
前回掲載は6年前(2008年)。
帰りに山崎麓を経由して
山崎麓の武家門
坊津の秋目は007は二度死ぬのロケ地として、また鑑真上陸地として知られる。
映画は当時のオリエンタルな日本の魅力にあふれている。映像もすばらしい。
富士山に霧島連山の空撮、姫路城に海女。島津重富荘や与次郎ケ浜の貴重な映像もあった。
当時の鹿児島市はしっくい塗りの瓦屋根が多かったのにおどろく。
実に南国的な映像でした。
鑑真記念館。中国関係者による記念の植樹あちこち見られる。
007のロケの様子を伝える当時の興味深い写真も展示されていました。
鑑真記念館からの湾の眺め
秋目峠を経由して旧大浦町から鹿児島市に戻る。
次の機会があれば、坊津の久志・泊・坊浜に足を延ばしたい。
秋目の集落内を歩くと麓らしさを感じることができます。
秋目に残る武家門。宮内家。数ある麓のなかでも貴重な気がする。
宮内家は伊能忠敬が薩摩半島を回る際に宿泊した。
石垣の角を曲がって路地を進むとその先にも石倉と武家門が残っていた。
通りに沿って見事な石垣と生垣が続く。
ここの通りが麓らしさを最も残しているのではなかろうか。石垣がいい味をだしている。
秋目の集落には野石を積んだ石垣も多い。
頴娃の石垣集落(かつて貿易で栄えた港町)でみたような古い民家も残っている。
黒瀬は杜氏の里。秋目から野間半島を海沿いに進んだところ。
(続く)
南日本新聞の記事によると南さつま市坊津町の秋目集落に麓の景観がよく残っているという。
調べてみると藩政時代の久志秋目郷の地頭仮屋は久志に置かれたが、多くの郷士が秋目にも配置された。
その結果、秋目にも武家集落(麓)が形成された。それゆえに秋目は麓の雰囲気が今も残っているのであろう。
同じ南さつま市の大浦町にでかける機会をとらえ大浦町から秋目峠を越えて入ることにした。
車でせまい秋目峠をつづら折りに下っていくと「漢方医坂本家跡」の碑がいきなり出てくる。
漢方医坂本家跡。屋敷に続く長い階段とその先の立派な門にまず驚く。
下り坂から眺めた秋目集落(麓)の遠景。古い民家が残っていそうだ。
下り坂の脇に石垣が残る。集落内には石垣が多い。
持明夫人行館跡。
県道を下りきると「がんじん荘」がある。
鑑真の上陸記念館ができる前から「がんじん荘」の名で営業してきたそうだ。鑑真の記念館でそんな古い記事を読んだ。
平坦地について下の路地を奥に進むと秋目小学校跡につく。
秋目小学校跡
大きなアコウの木と校庭への階段跡がある。
アコウの木は別名「しめ殺しの木」だと教えてくれた。
なるほど根があちこち絡み合ってすごいことになっている。
正法寺の古い門。境内に古い五輪の塔が残る。
秋目診療所。右は九玉神社。石造りの古い鳥居が残っています。
(続く)
山野麓の帰りに大口麓に立ち寄りました。
とても絵になる郷士屋敷。大口小学校(地頭館跡)の近く。
低い石垣に刈り込まれた生垣。武家門に邸内に植えられたいぬまき。
茅葺屋根の母屋がすばらしい。
祁答院家住宅(国の重要文化財)