高崎麓を後にして高原(たかはる)麓を訪れた。
高原麓は現在の北諸県郡高原町の中心、高原町役場や高原小学校付近に位置し、上麓や下麓の地名も残っている。
麓らしい風景はないかとうろうろしてみると、麓らしい風景の残る一角があった。
石垣が続き屋敷内に高い樹木が茂っている。約束とおり、石垣の先に武家門が建っていた。
石垣とこんもりした屋敷林に見事に調和している。
門前の水路。気持ちよさそうな冷たそうな水が流れる。
高原小学校。
子供たちの空手かなんかの試合が体育館で行なわれていた。高原小学校の体育館は珍しい木造である。
よく残してきたと思う。耐震性がないと今後壊される運命なのだろうか。
母校の丹波小学校(指宿市)に九州一立派といわれた自慢の木造体育館(講堂)があった。立派な舞台設備もあった。
小学2~3年の頃、漏電が原因で焼け落ちその後鉄骨の体育館に建て替えられた残念な歴史がある。
舞台から後方の入口へ向けてスロープしていたので体育館内での運動に苦労した。
付近の風景。左の大木は町の指定樹。
路を挟んで反対側に石柱門。脇に入ると竹垣が残る。
約30分程の短い滞在。麓全体を歩いていないので他に麓らしい景色が残っているかも知れない。
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