志布志麓の続き
沢目記馬場にて。
地頭仮屋跡(志布志小学校)に隣接する平山氏庭園。
内城への登り口にある武家門。
西谷馬場。
志布志麓の腕木門は屋根が前後非対称、屋根の前方より後方が大きい。後方の屋根を支えるため控え柱を備える。
背後は高城跡
志布志麓を訪れました。
志布志城(内城、松尾城、高城、新城)を囲むように武家屋敷が谷筋に配置され、麓集落が広く形成されました。
新緑がまぶしいこの季節は麓の風景が最も映える季節です。
小渕馬場。
福山家武家門。志布志麓のなかでも格式が高い。乳鋲付きの観音扉、左右に潜戸を備える立派なもの。
阿多氏庭園。背後の山は内城跡。中央の武家門は傷みが激しいが中央に観音扉、左右に潜戸を備える立派なもの。
小渕馬場。注意して通ると草に覆われているが石垣が続いている。
一角に古い武家門が残ることから、一帯にかつて武家屋敷が立ち並んでいたであろうと想像がつく。
(続く) 参考:志布志市-武家屋敷群(2)(2008.12)