古代日本国成立の物語

素人なりの楽しみ方、自由な発想、妄想で古代史を考えています。

東北周遊の車中泊旅(7日目)

2021年05月01日 | 旅行・車中泊
東北周遊の車中泊旅7日目です。弘前城を断念したこの日の行き先は前夜のコインランドリーで洗濯が終わるのを待っている間に考えました。そして決めた行き先は「鶴の舞橋」「高山稲荷神社」「太宰治記念館」の三カ所で、津軽半島を北上することになります。

まずは朝の腹ごしらえ。前夜、ヒロタと間違えて入ったスイーツのお店「HIROYA」で買ったロールケーキと「天然温泉花の湯」で買ったリンゴ、そして持参したティファールでお湯を沸かして入れたコーヒーが朝ご飯。岩木山を観ながらいただきました。



北津軽郡にある鶴の舞橋に向かう途中、広大なリンゴ畑の向こうに岩木山がそびえていました。秋田で鳥海山がどこからでも見えたのと同じように、ここではどこからでも岩木山がのぞめました。



鶴の舞橋は廻堰大溜池(まわりぜきおおためいけ)、通称津軽富士見湖に架けられた全長300メートルの日本一長い三連太鼓橋です。橋の向こうに丹頂鶴自然公園があって、季節が合えば丹頂鶴を見ることができるそうです。天気が今一つだったのですが朝一番の清々しい空気を堪能しました。ここは残念ながらペット禁止なのでワンコは車で留守番でした。









高山稲荷に向かう途中、有名な遮光器土偶が出た「亀ヶ岡遺跡」の案内板を見つけてしまいました。この遺跡が津軽にあるのは知っていたのですが、まさかこの日のるルート上だとは知らなかった。前日の失敗を繰り返さないよう、最初から博物館には行くつもりはなく、遺跡の一部と遺跡案内所を見学するだけにとどめました。この遺跡も別の機会に紹介します。







次の高山稲荷神社は津軽半島の真ん中あたりの日本海に面した山の上にあります。ここもペット禁止なのでワンコを車に残して参拝です。この神社はたくさんの小さな朱い鳥居が立ち並ぶ光景が映えスポットとして、また青森県随一のパワースポットとしてたくさんの女性参拝者が訪れるようで、この日も結構な数の女性がいました。ただ残念ながら、鳥居の半分くらいが修復作業中のために通行禁止になっていました。様々な表情をした無数の狐像が並んでいるのも不思議な光景でした。











太宰治記念館「斜陽館」は明治40年に建てられた太宰治の生家が修復され、太宰治に関する様々な資料が展示される博物館です。たくさんの展示資料もさることながら、旅館としても利用されたことのあるこの建物そのものが見どころ満載でした。













たっぷり1時間半かけての見学、とても満足度の高い場所でした。太宰治は高校の時に「人間失格」を読んで暗い気持ちになって以降は一冊も手にしていなかったので、これを機に読んでみようかな、と思いました。見学の途中で土砂降りの雨になりましたがどうやら通り雨だったようです。

ランチはお肉を食べようということになって五所川原駅からすぐのところにある「肉バルココロ」というところにしました。ランチタイムに入れたのでお得感いっぱいのランチを食べることができました。





この日の最後は青森市内にある「ねぶたの家 ワ・ラッセ」です。青森と言えばねぶた祭り。そのねぶた祭りの情報発信基地のような博物館で、ねぶたの歴史、ねぶた師のこと、ねぶたの実物展示、ねぶたのお囃子や踊りなど、ねぶた祭りのすべてがわかると言っても過言ではないです。ねぶたの実物には圧倒されました。また、展示だけでなく職員の方が親切丁寧に説明してくれたり、お囃子や踊りを実演してくれたり、と至れり尽くせり。ここでも1時間半、閉館間際まで見学しました。









さて、この日の予定はこれで終了、あとは青森市内でお風呂に入るだけです。お風呂の候補はいくつもあったのですが、昨年の北海道車中泊旅の際にフェリー乗船前に行った「極楽湯青森店」が勝手知ったるお店だったのでそこに決めました。前回同様に入浴と十割蕎麦のセットで700円(50円値上がりしてました)というニフティ温泉のクーポンを利用しました。お風呂でさっぱりした後、土砂降りの雨の中を1時間ほど走ってこの日の宿泊地「道の駅しちのへ」へ到着しました。

(8日目に続く)





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