古代日本国成立の物語

素人なりの楽しみ方、自由な発想、妄想で古代史を考えています。

群馬車中泊旅③

2021年05月22日 | 旅行・車中泊
群馬車中泊旅、4日目の朝は少し冷え込みましたが、利根川の川面に朝陽が輝く気持ちのいい朝となりました。ワンコの散歩を済ませて準備をした後、いつものようにすぐに出発するのではなく、この日ばかりはあまりに気持ちいい朝だったので公園になっている道の駅周辺を散策することにしました。







この日はこの旅の一番の目的である四万温泉を目指すのですが、またしてもルート上に行ってみたかった遺跡があったので寄ることにしました。それは日本のポンペイともいわれる「金井東浦遺跡」です。古墳時代の6世紀に、すぐ西にある榛名山が噴火した際の火砕流に埋没した遺跡で、甲を着たまま亡くなった人が見つかって一躍脚光を浴びるようになった遺跡です。









写真に写る道路建設に際して見つかり、調査後に埋め戻されたあとはご覧の通り更地になっていて、遺跡であることを示す説明板がないとそこが遺跡とは全く分からない状況です。いずれは公園などに整備されることを望みます。

この遺跡は前日に訪ねた古墳とともに別の機会に紹介するとして、このあとは四万温泉を目指して走りました。途中、中之条ふるさと交流センターを通り過ぎるときに、車や人が溢れていたので何があるのだろうかとわざわざ引き返して行ってみると、地元の人限定の買い物券の引換所になっているとのことで私たち旅人には関係のない騒ぎでした。せっかく立ち寄ったので軽く朝ご飯をとることにしました。



少し走って中之条ダムに到着です。四万温泉の上流から流れてきた四万川をせき止めているダムです。上流の四万湖は水がきれいで、そよ風が湖面を駆け抜ける様子は眺めていて飽きない。でも、反対側に立ってダムの上から下をのぞくと足がすくみました。









帰れマンデーでサンドイッチマンが歩いた四万川沿いの国道353号線を上流に少し走ると四万甌穴群に到着です。サンドイッチマンはここの駐車場にあるカフェに入っていました。





川に降りると甌穴群もさることながら、きれいな水の流れに驚きました。川原の石に座ってその流れを眺めていると時間が経つのを忘れてしまいそうです。









そしてついに四万温泉にやってきました。町営の無料駐車場が満車で停めれず、空くのをしばらく待つことになりましたが、出入口が2カ所あるのに誘導する人がいないので到着順に停めれるわけではなくて運まかせです。

無事に車を停めてワンコと一緒に温泉街を散策しましたが、山の中の小さな温泉街なのであっという間に通り抜けてしまいます。その温泉街は昭和レトロ感が満載でした。千と千尋に登場した湯屋のモデルになったとされる積善館で夫婦二人とワンコでしっかりと自撮り写真を撮ってきました。

















ランチをどうしようかと考えながらの散策です。蕎麦屋さんがいくつかあって行列ができています。ラーメン屋さんもあります。でも選んだお店はこの温泉街に少し不釣り合いなイタリアンのお店「public LANGOLINO」。美味しかったなあ。なぜこの四万温泉でイタリアン? シェフの熱のこもった話は聴きごたえがありました。四万温泉に行かれる方には是非ともお勧めしたいお店です。(写真掲載のご了解をいただいておりません。NGの場合はご連絡をいただければと思います。)











ランチの後、四万川ダムの下にある日向見公園からダムまで上がって奥四万湖を一周、途中でしゃくなげの滝に寄って、温泉街を通り抜けて町営の四万清流の湯で温泉に浸かりました。お風呂の後は夜の温泉街を歩こうと再び戻りました。さっきのイタリアンのお店でコーヒーを飲もうと思って戻ってみたものの、閉店間際だったのでお店の外から挨拶だけして引き返しました。この夜は町営の駐車場で車中泊ということも考えたのですが、いかんせんトイレがないのであきらめて四万温泉を後にすることにしました。







朝から晩まで盛り沢山の一日で、写真もいっぱい撮りました。四万温泉は期待を裏切らないとても良い街でした。いつになるかわからないけど、もう一度戻ってきたいと思います。public LANGOLINOにも行ってシェフの夢がどうなったのかも確認したいです。

この日の宿泊地は中之条の街を通り過ぎて渋川市まで下りてきた「道の駅おのこ」にしました。数台の車が停まっていましたが、いい場所を確保して朝までぐっすりと眠ることができました。





コメント
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