身体を洗い終えた兵たちが浜にあがってくる。彼らは、各部隊ごとに集結していく。軍団を統率し、熾烈な戦いを制したイリオネス、パリヌルス、アレテス、オキテス、そして、隊長たちも次々と浜に姿を見せる。彼らも海に身を浸し、身奇麗になって浜に立った。イリオネスがアエネアスの許に来る。
『統領、ここにおいででしたか。食事の準備が整ったようです。行きましょう。』
パリヌルス、アレテス、オキテスも続いてアエネアスの許にやってくる。彼らもオロンテス、アカテス、浜頭たちに無事を確かめられて、互いに喜び合った。
アエネアスは、イリオネスに耳打ちをした。
『イリオネス、抜かりはないと思うが、ここにこれない負傷者たちの食事の手配はしてあるだろうな。』
『はい、それは抜かりなく段取りがついています。』
『それから、敵方の生存者にも、食事を届けてやってくれ。急がずともいいが。』
『はい、それも段取りがついています。』
『イリオネス、食事が終わったら、戦後処理についての君らの意向と打ち合わせをやりたい。その手配を頼む。』
『判りました。』
『さあ~、食事を取ろう。皆が待っている。行こう。』
『統領、ここにおいででしたか。食事の準備が整ったようです。行きましょう。』
パリヌルス、アレテス、オキテスも続いてアエネアスの許にやってくる。彼らもオロンテス、アカテス、浜頭たちに無事を確かめられて、互いに喜び合った。
アエネアスは、イリオネスに耳打ちをした。
『イリオネス、抜かりはないと思うが、ここにこれない負傷者たちの食事の手配はしてあるだろうな。』
『はい、それは抜かりなく段取りがついています。』
『それから、敵方の生存者にも、食事を届けてやってくれ。急がずともいいが。』
『はい、それも段取りがついています。』
『イリオネス、食事が終わったら、戦後処理についての君らの意向と打ち合わせをやりたい。その手配を頼む。』
『判りました。』
『さあ~、食事を取ろう。皆が待っている。行こう。』