『あ~、それから、もうひとつ統領を喜ばせることがあります』
『ほお~、それは何だ、聞こう。イリオネス、それは何だ』
『テカリオンからの贈り物です。これです。統領、受け取ってください。珍しいものであるようです』
イリオネスは、テカリオンからの贈り物をアエネアスに手渡した。
アエネアスは、贈り物を手にして声をあげた。
『お~おっ!これは珍しいものだ。俺は初めて目にした。イリオネス、これは幸先がいいぞ!これは縁起がいい。海神トリトンの像だ。子供たちを背に乗せている。子供たちを背に乗せているトリトン像はこれまでに見たことがない。トリトンについて語れば長い。また、次の機会に話してやる。この広間に飾ろう。イリオネスよろしく頼む』
『判りました。統領の言葉どうり、この広間に飾ります。そんなに縁起のいい神なのですか。言われて見ればなんとなくうなづけますね』
オロンテスが手を上げて話し始めた。
『皆にはかるのだが、どうだろう。砦の者たち、そして、トリタスら浜衆、村の衆、皆をあつめて、収穫祭をやりませんか。旨い食材も手にはいったことだし、ご一同いかがです?』
『おっ!それはいい、やろう』
アエネアスのひと言で決まった。全員が声をあげて賛同した。
収穫祭は、三日後の昼めし時と決まった。全ての衆の参加でやると決まった。パリヌルスとオキテスがトリタスとの打ち合わせにエノスの浜に出向いた。
トリタスは二つ返事で快く承諾した。その準備支度について話した。特に当日、予定している余興に話が及んだ。
『ほお~、それは何だ、聞こう。イリオネス、それは何だ』
『テカリオンからの贈り物です。これです。統領、受け取ってください。珍しいものであるようです』
イリオネスは、テカリオンからの贈り物をアエネアスに手渡した。
アエネアスは、贈り物を手にして声をあげた。
『お~おっ!これは珍しいものだ。俺は初めて目にした。イリオネス、これは幸先がいいぞ!これは縁起がいい。海神トリトンの像だ。子供たちを背に乗せている。子供たちを背に乗せているトリトン像はこれまでに見たことがない。トリトンについて語れば長い。また、次の機会に話してやる。この広間に飾ろう。イリオネスよろしく頼む』
『判りました。統領の言葉どうり、この広間に飾ります。そんなに縁起のいい神なのですか。言われて見ればなんとなくうなづけますね』
オロンテスが手を上げて話し始めた。
『皆にはかるのだが、どうだろう。砦の者たち、そして、トリタスら浜衆、村の衆、皆をあつめて、収穫祭をやりませんか。旨い食材も手にはいったことだし、ご一同いかがです?』
『おっ!それはいい、やろう』
アエネアスのひと言で決まった。全員が声をあげて賛同した。
収穫祭は、三日後の昼めし時と決まった。全ての衆の参加でやると決まった。パリヌルスとオキテスがトリタスとの打ち合わせにエノスの浜に出向いた。
トリタスは二つ返事で快く承諾した。その準備支度について話した。特に当日、予定している余興に話が及んだ。