あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

時計草いかにもそのまま大笑い  あきオジ

2011-08-03 18:24:29 | 日記
昭和記念公園のとけい草
お手軽な命名法ですね。

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お花畑空あるかぎり雲流れ  島 世衣子

石おいて渡る流れや花畑  本田一杉

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けいこ笛田はことごとく青みけり  一茶

(一茶にもこのようなストレートな表現があるのだと思いました。知らずして感想をもってはいけませんね。)

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無作法な極楽トンボのとまりどこ  あきオジ

2011-08-03 18:15:07 | 日記
昭和記念公園の蓮畑です。

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あるけば蕗のとう  山頭火

こころすなほに御飯がふいた  山頭火

やつぱり一人がよろしい雑草  山頭火

(山頭火の句を読んでいるのびやかで自由。現代作家の窮屈そうなに季語をもちだし、その季語に振り回されている姿はいかがなものかと思いますね。まだ、そんなことをしているのと言いたい気分です。素人で俳人になるつもりもなければ、なれそうもない者には、そんこと止めらたらと言いたくなる閉塞感ですね。それだけに山頭火の句は「ああ、これもなるな」という感想になりますね。)

西瓜食う夕に聞こえる栄誉賞  あきオジ

2011-08-03 18:07:11 | 日記
昭和記念公園のサギ草です。

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沸沸と田螺の国の静まらず  松本たかし

ひく波の跡美しや桜貝  松本たかし

(いい句だから選んだのではなく、こんな句もあるのか、そんな感じです。とにかく馴れる。そうでもしなければ俳句独特の作法に潰されてしまいそうです。)

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振り返る山にしないで夏すぎる  あきオジ

2011-08-03 05:42:59 | 日記
子どもたちの描いた幟
昭和記念公園です。

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聞いて行く新樹の中の神楽かな  竹原卜旱

百日紅ごくごく水をのばかり  石田波郷

合歓咲けりみな面長く越後人  森 澄雄

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最近録画しておいた「日めくり万葉集」を見ています。
日本の原点を知らずして人生を終わるのはもったいないと思うからです。
そんな大げさなものではありませんが、とにかく根気が必要です。

まあ、ぼちぼちと。


ちょっと待て南無阿弥陀仏蓮さけり  あきオジ

2011-08-03 05:34:12 | 日記
昭和記念公園です。

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昼寝さめてどちらを見ても山  山頭火

ここで寝ることにする草の実のこぼれる  山頭火

(四国で暮らしているとき、遍路さんに日常的に出会いました。若い人の元気な足取りも見かけましたし、やっと杖に支えられて歩いているような人もいました。様々な人が様々な思いで歩いているのですね。そのような真摯な姿に触れることで、自分のこれからの生活を考えたりもしました。山頭火もそんな風景に溶け込んでいます。)

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