あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

いそいそと出かける浴衣のうなじかな  あきオジ

2011-08-28 20:06:17 | 日記
明治神宮です。

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山の夕陽の墓地の空海にかたぶく  放哉

仏飯ほの白く蚊がなき寄るばかり  放哉

氷店がひよいと出来て白波  放哉

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よさこいで男をあげる髭おやじ  あきオジ

どうにでもなれと踊る男振り  あきオジ

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今日で、夏休みが終わりましたね。
祭りがありましたげ
結局のところ原宿のスーパーよさこいに出かけただけでした。

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よさこいの鳴るこばやしが湧きし森  あきオジ

2011-08-28 19:33:46 | 日記
明治神宮社殿です。
いかにもという意匠です。

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いつも一人で赤どんぼ  山頭火

旅の法衣がかわくまで雑草の風  山頭火

けふはおわかれの糸瓜がぶらり  山頭火

(山頭火は出家者と称していますが、修行をしているわけでもなく、行として旅しているように感じられません。それが不思議ですね。それでも托鉢しているというのですからね。)

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わからないをわかると言い切る傲慢さ  あきオジ

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2011-08-28 07:04:30 | 日記
原宿です。
同じあほならおどらなそんそん
これが祭ですね。
大いに楽しんでいますね。
じいさん、ばあさんの巣鴨でも新しいスタイルで生みだしたらどうでしょうかね。
健康にもいいですしね。

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人あゆむ大地の冷えやはなぐもり  蛇笏

ながき夜の枕かかへて俳諧師  蛇笏

(蕪村や一茶の句にありそうな気もします。俳句は作り尽くされた世界ですね。新しい表現スタイルを生み出さないと内容が収まりきらないですね。)

うき草に硯洗へり鵜匠の子  蛇笏

(何か伏線を予感させる句ですが、現代作家にはこの思わせぶりが多くて厭味ですね。そんな時代は芭蕉で終わったのではありませんか。そんなことを言いたいですが、そんなことを言ったら、面白くもありませんね。知らないのがいいのです。)


掛け声にやじが応える祭かな  あきオジ

2011-08-28 06:52:43 | 日記
原宿のよさこい祭り
どこかの工事現場のおにいさん
そんな雰囲気の男性が旗を振っていました。
ここまで広がっているのだ。
そんな感動がありましたね。

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もう明けそうな窓あけて青葉  山頭火

けふは蕗をつみ蕗をたべ  山頭火

もう暮れる火の燃え立つなり  山頭火

(新進気鋭の緊張と誇りがあった時代の句なのでしょうか。透明感があって美しいですね。)

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口紅をさしたり宮の雨宿り  あきオジ

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踊る人踊らされたる夏まつり  あきオジ

2011-08-28 06:37:44 | 日記
月見せよ玉江の蘆を刈らぬ先  芭蕉

いざよひもまだ更科の郡哉  芭蕉

鎖あけて月さし入よ浮み堂  芭蕉

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芭蕉の句は虚構である。だから、美しい。そんな評論をする人もいっぱいいるのでしょうね。でも、俳句を目指す人は自然観察をあれこれいうのでしょうね。でも、素人の私があれこれいう必要もないことですが、換骨奪胎した虚構だから美しいのですね。最近、そんなことばかり考えています。小説だって、自然主義文学だけだったら退屈なだけですね。

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よさこいの音色這い出す鎮守かな   あきオジ

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