岡山で、ご高齢のお母様の介護奮闘記をブログに綴っていらっしゃる方の、昨日のブログで、
「足なし禅師」と呼ばれている「小沢道雄さん」のことを教えて頂き、感動しました。
「小沢道雄さん」は、太平洋戦争後、シベリアに抑留され、零下40度の極寒の中、凍傷になって
両足を切断、両足を失ってしまった。
帰国する途中、置き去りにされると言う目に会いながらも、やっと故郷に帰ることが出来た。
27歳の小沢さんは、
「こんな体になって」と、死にたい気持ちが強くなる日々の中で、
「比べるから苦しむのだ。比べる元は、27年前生まれたことにある。27年前に生まれたこと
を止めて、今日生まれたことにしよう。両足切断の姿で、今日生まれたのだ。
足がどんなに痛く、足が無く、動けなくとも、痛いまんま、足がないまんま、動けないまんま、
生れて来たのだから、何も言うことなし。本日ただ今誕生!」
この深い深い覚悟をもって、「小沢道雄さん」が信条にされている4つのこと。
1 微笑みを絶やさない
2 人の話を素直に聞こう
3 親切にしよう
4 絶対怒らない
昭和31年~全国行脚、昭和43年岐阜県大垣市曹洞宗法永寺の住職になり、保護司も務める。
昭和51年に、「足無し禅師 本日ただいま誕生」を刊行。
岡山のブロガーさんは、
「命を燃やして生きた小沢禅師の言葉を深く噛みしめ、私たちも日々、真剣に生きたいものです」
と結んでいらっしゃいました。
97歳の、パーキンソン病のお母さんを介護され、お花を愛し、散歩、英語の勉強などなど、
小沢禅師の言葉を噛みしめて、真剣な毎日を送られていらっしゃるような日々のブログに感動と
元気を頂いています。ピエリナさんありがとうございます。
80歳間近、毎日が誕生日と思って、1日1日を大事に生きていきたい、との思いを強くしました。
5月13日「今日は何の日カレンダー」より
▲足利義満が日明貿易のため遣明船を派遣(1401)▲「大日本史」の編纂本格化(1672)
▲幕府が神田に医学館を建設(1765)▲社会党が「非核武装宣言」を発表(1958)
▲シージャック事件犯人、広島港の船上で射殺(1970)▲大阪・千日前デパート火事。死者118人(1972)
▲ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世狙撃される(1981)▲ロッテの村田兆治、完投で200勝(1989)
▲ベルギーで世界初ソーラー飛行機、13時間飛ぶ。(2011)▲トルコで炭鉱事故死者301人(2014)