平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2582 不便益の研究

2022-05-19 11:31:53 | 日記

今や、何でもかんでも、便利に、便利に、と、いう世の中。

先日のNHKラジオで、「不便で良いことがある」、すなわち、「不便益」の研究をしている先生がいらっしゃることを知った。

京都先端科学大学の川上浩司教授。不便益システム研究所の代表。

無くては困る人にとっては、絶対必要な「バリアフリー」ですが、筋力を強くすることで、病身を改善できる人が、バリアフリー

に慣れてしまうと、ずっと病身のままになってしまう。このような方には、不便な「バリアアリー」が有益なんです,と。

人工知能が、どんどん進化して、生活環境は便利になる一方ですが、人工知能が何でもやってくれるようになると、人間は

自分で考えることをしなくなり、バカになってしまう。

不便だと、一生懸命考え、工夫する。

不便は、考える着眼点を拡げ、新しい発見につながる。

富士山に、エレベーターで昇れるようになったら、便利と思う人が多いかもしれないが、足で登る「登山」の醍醐味が無くなり、

達成感など、感動が変わってくる。

生活が便利になる文明の発達は、地震や風水害など自然災害や戦争が起きたら、たちどころに、大不便になる。

不便とほどほどに、「共生」しないと、人間が退歩してしまうということなのです。

「気づけば、幸せ、不便の益!あなたの生活を 豊かにする!」

不便益システム研究所は、不便益を、生活に取り入れるシステム作りのヒントにするために、

便利の追求で、見過ごされて来た、「不便でよかったこと」を教えて下さい、と、呼び掛けています。

PCの便利さ、この便利さが無くなってしまったら・・・、ヤッパリ、コマル―。

プーチンの侵略戦争で、大変な目に会っている、ウクライナの皆さまのお気持ちを想うと「不便益」

の話どころではないですよね。

戦争は最悪の人災、人間が止めようと思えば、止められる筈。プーチンは、人間ではないのか。許せない。

ウォーキング中に出会った花々。

5月19日「今日は何の日カレンダー」より トークの日(毎月)
▲織田信長軍が桶狭間の戦で今川義元軍を破る(1560)▲幕府が日本人の海外渡航を厳禁し、ポルトガル人と

その家族を海外追放とする(第4次鎖国令)(1636)▲宮本武蔵、没。62歳(1645)▲横浜駅(現在の桜木町

駅)開業(1872)▲ハレー彗星が地球に大接近(1910)▲対仏ベトナム独立同盟(ベトミン)が結成(1941)

▲経営者団体連合会(経団連)結成(1947)▲白井義男、ダド・マリノに判定勝ち。日本初の世界フライ級

選手権獲得(1952)▲公団住宅が、初の入居者募集を行う(1956)▲科学技術庁が開庁(1956)▲自民党衆議院

で新安保条約強行採決(1960)▲今村昌平監督「楢山節考」、カンヌ映画祭でグランプリ(1983)▲貴花田(16)

が7戦全勝で幕下優勝し、柏戸の年少記録を33年ぶり更新(1989)▲雲仙・普賢岳噴火で土石流発生。住民

避難(1991) ▲ナンバープレート希望番号制実施(1998)▲犯罪被害者保護法公布(2000)▲ドバイに

世界で最も高いビル(2008)▲衆議院法務委員会で組織犯罪処罰法(共謀罪)採決(2017)▲カンヌ映画

祭で、「万引き家族」パルム・ドール(最高賞)(2018)