日常生活に支障がない程度に元気でいる寿命が、健康寿命。
社会とつながり、何か役割を持って生きていく寿命が、貢献寿命。
NHKラジオ深夜便5月号の、「わたし終いの極意(わたしじまいのごくい)」で、秋山弘子東大名誉教授が、
貢献寿命を目標にすると良いですよ、とおススメでした。
私らの頃は、60歳定年だったが、今の世の中、年金政策上のこともあるけれど、60歳過ぎても肉体も精神も
まだまだ若い、定年が先延ばしされ70代前後ぐらいになった。
その昔、定年後は「余生」と考えられていた時代もあったが、人生100歳時代の今、定年は、第二の人生の
スタートライン。「人生がもう一つある」のです。
秋山先生は、
「第二の人生を、心身ともに元気で過ごすためには、『働く・学ぶ・遊ぶ・休む』を、ウマく生活のリズムに
すると良い。
体力、自由になる時間、経済状態など、個人の状況に合わせて、70代前半の元気な内は、『働く・学ぶ』に
重点を置き、80代になったら、『遊ぶ・休む』を増やす。あくまでも無理のない範囲で。
定年後も働くということには、おカネを得て働くこともあるけれど、おカネが伴わない、ボランティアや
地域活動など、社会とのつながりをもって、いろいろ、社会貢献することも、働くことです。
『おばあちゃんの、ちらしずしや、おはぎ美味しい』とお孫さんに楽しみにされたり、『ありがとう』と感謝
されることがいっぱいあるはず、これも社会貢献です。
歳を取って、身体が動かなくなったからって、社会貢献出来ないなんてことはない。もう、本当に身体を動か
すことが出来なくなっても、『誰かのために祈って上げる』ことは出来る。立派な社会貢献で、最後まで社会
とつながっているのです。貢献寿命は、現役時代~定年後も、最後まで社会とつながっていることなのです」と。
難しく考えずに、自分なりに、無理せず、出来る範囲で、社会とのつながりを持ち続ける、貢献寿命を考えて、
日々を送ることの大切さを、教えて頂きました。ありがとうございます。
ウォーキング中に出会った花、ヒルザキツキミソウ、ハルジオン、ヤグルマギク、ナデシコが盛り。
5月7日「今日は何の日カレンダー」より 博士の日
▲足利尊氏、京都を攻撃。六波羅探題を滅ぼす(1333)▲大阪で「曾根崎心中」初上演(1703)▲ベートーベンの
第九交響曲がウィーンで初演(1824)▲ギリシャ、独立王国に(1832)▲日本初鉄道、品川~横浜間で開通(1872)
▲ロシアとの樺太・千島交換条約に調印(1875)▲日本で第一号の理学博士誕生(1888)▲世界初、空母同士に
よる決戦(1942)▲ドイツが連合国に無条件降伏(1945)▲ベトナム独立軍がディエンビエンフーを陥落(1954)
▲パリ「五月革命」広がる。学生デモが凱旋門を占拠(1968)▲エリザベス女王夫妻、来日(1975) ▲露・プーチン
大統領誕生(2000)▲露・メドヴェージェフ大統領誕生(2008)▲露・プーチンが4期目の大統領就任(2018)
▲希望の党と民進党の1部が合流、国民民主党を結党(2018)▲新型コロナ緊急事態宣言延長を決定(2020)