平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1457 平和より選挙

2019-03-26 10:27:05 | 日記
 
3月22日、米トランプ大統領は、中東の火薬庫に、爆弾を投火。
1967年の中東戦争以来揉めている、イスラエルとシリア国境の「ゴラン高原」の支配権を、
イスラエルに認めるべきだ、と言い出した。

1昨年には、イスラエルの首都をエルサレムと認め、米大使館を移して、中東の緊張を高めたばかり。
トランプ自己中心流のやり方で、来年の大統領再選のために、イスラエル系宗教団体の支持層を意識した
もので、紛争が激化することなどより、大統領再選が最優先なのだ。

また、イスラエルのネタニヤフ首相も支持率低下の中で選挙を控えており、今回の米・トランプ大統領の
「ご託宣」を喜び、選挙での勝利に繋げられると、大喜び。

何だか、選挙に勝つためなら、「何でもあり」、「戦争の火種になっても、知ったことではない」との政治
姿勢のお粗末さに、世の末を感ずる。

更に、選挙に勝った後の「この二人」、ますます、自己中が嵩じ、ゴラン高原ばかりでなく、中東全体を
火の海にする危険がある。
市民の「日常生活」が破壊され、命と生活の危機に晒される。難民が増え、世界中の社会不安の元になる。
シリア支援のロシアが、反米・反イスラエルで、またまた「代理戦争」になりそう。

国民を守るべき政治家が、自己中のために国民を不幸のどん底に落とし込むのだ。
もう、いい加減にしてもらいたい

ウォーキング中に出会った花。

3月26日、「今日は何の日カレンダー」より
ふろの日(毎月)
▲「新古今和歌集」完成(1205)▲ベートーベン、ウィーンで没。56歳(1827)▲幕臣・榎本武揚らを乗せた
最新鋭の蒸気軍艦が横浜に到着(1869)▲三重苦のヘレン・ケラー、発音訓練を始める(1890)▲与謝野鉄幹、没。
62歳(1935)▲フランス軍、南ベトナム撤退(1956)▲室生犀星、没。73歳(1962)▲巨大実験都市・多摩ニュー
タウン入居開始(1971)▲バングラデシュ(東パキスタン)がパキスタンから独立(1971)▲成田空港管理棟に
過激派乱入(1978)▲ロンドンの病院で体外受精による初の五つ子(全て男児)誕生(1986) ▲六本木ヒルズ森
タワーの回転ドアで死亡事故(2004)▲北海道新幹線青森駅と新函館北斗駅間開業(2016)

平和への希い1456 決定的な違い

2019-03-25 12:57:53 | 日記
 
桜が咲き始め、珍騒動が例年の通り、TⅤ報道のタネになって、失笑しています。
先日の夕刊、「明日への話題」で、緩和ケアのお医者さん山崎章郎先生が、聖ヨハネホスピスの「お花見」
のことを書いていらっしゃいました。

例年、患者さん、ご家族、病院スタッフ、ボランティアの団体様ご一行が、近くの小金井公園でお花見を
されるようです。
ささやかながらお酒も用意され、
「飲むほどに、酔うほどに、話の花も満開になる。風が花びらを散らせ、宴の上に舞い落ちる。運良く
グラスの中に花びらが舞い落ちようものなら、歓声が上がる。見た目には、そこら中で繰り広げられて
いる賑やかな宴会の一つに過ぎないだろう」

しかし、「決定的な違い」があるとおっしゃっています。
その日、花見の宴に参加した患者さんは、誰一人、来年は桜を愛でることはない」のです。
今生のさいごの花見、今この時に想いを集中させ、花見を楽しみ、充実感で満ち足りた表情で帰途に就く。
先生は、西行の
「願わくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ」
を思い出され、患者の皆さまに優しく寄り添うお気持ちを綴って結んでいらっしゃいました。

「来年も花見が出来るだろうか」と、思う年齢になった我が身としては、心温まる「花見」のお話に、
しみじみと想いを巡らせ、嬉しくなりました。
来週は、傾聴訪問先の特別養護老人ホームで、「お花見」のお手伝いかたがた、笑顔満開の皆さまと、
平和の下でのお花見、一緒に喜び合う予定です。花見どころではなく、戦争に明け暮れた世代の皆さまと。

ウォーキングも楽しくなりました。春の花が笑顔で迎えてくれます。

3月25日、「今日は何の日カレンダー」より
電気記念日(日本電気協会1955)
▲シーボルト、将軍家斉に謁見(1826)▲東京に公園設置(1873)▲日本で初めて電灯、アーク燈50個ともる。
場所は工部大学校(現在の東大工学部)。中央電信局の開局を祝い、伊藤博文工部卿が依頼(1878)
▲第1回近代オリンピック開催(1896)▲島崎藤村の「破戒」が自費出版される(1906)▲初の女性博士、誕生。
東京女子高等師範学校の教授。学位は理学博士(1927)▲文学座、第1回公演(1938)▲黒澤明監督第1回作品
「姿三四郎」封切(1943)▲日本最初の長編漫画映画「桃太郎の海鷲」封切(1943)▲欧州経済共同市場(EEC)
条約調印(1957)▲江戸川競艇閉幕、都営ギャンブル完全廃止(1973)▲オレンジカード発売開始(1985)
▲フィギュア世界選手権で高橋大輔金メダル、日本人初。(2010)

平和への希い1455 幸福度58位

2019-03-24 10:11:25 | 日記
 
国際幸福デーの3月20日、国連が毎年発表している幸福度ランキングで、156ヶ国中、日本は58位。
各国の国民に「どれくらい 幸せと感じているか」を評価してもらった調査に加えて、
(1)人口あたりGDP、(2)社会的支援(困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか)、(3)健康寿命、
(4)人生の選択の自由度(人生で何をするかの選択の自由に満足しているか)、(5)寛容さ(過去1か月の間に
チャリティ等に寄付をしたことがあるか)、(6)腐敗の認識(政府に腐敗が蔓延しているか)の6項目について
ギャラップ社が世論調査してまとめた結果です。
それぞれの項目が「幸福度」にどの程度影響しているかを、回帰分析したもののようです。
日本は、156の国・地域のうち、58番目、先進国の中では最下位。(前年は54位)
1位は、フィンランド、2位はデンマーク、3位はノルウェー。最下位は、南スーダン。
(加9位、英15位、独17位、米19位、仏24位、伊36位、韓国54位、ロ68位、中93位)

日本は、人生の選択の自由度(64位)社会的寛容さ(92位)が低評価で、足を引っ張っている。
キリスト教国のチャリティ習慣がない日本には、社会的寛容さはキツいかも。
ハッピーな気分の度合いと言うよりも、有意義な人生を送っているかどうか、が問われているようです。

この発表ランクで一喜一憂する必要はないけれど、
安倍1強政権が、
モリカケ疑惑で、「腐敗」の匂いをバラマキ、共謀罪法や男女差別で、自由を縛り、軍事費膨張で、国民を
戦争やテロへ引きずり込む不安を増していることなどで、ハッピーな気分を押し下げていることこそ大問題
なのです。

ウォーキング中に出会った、春の花です。

3月24日、「今日は何の日カレンダー」より
マネキン記念日
▲壇の浦の戦いで平氏が滅亡(1185)▲天皇の写真売買、禁止される(1874)▲コッホ、結核菌を発見(1882)
▲マネキンガール、初登場。御大礼記念博覧会で高島屋呉服店のコーナー(1928)▲プレスリー、入隊(1958)
▲米大使ライシャワー刺傷事件(1964)▲蒸気機関車、引退(1970)▲中国自動車道全線開通(1983)
▲世界フィギュアで安藤金、浅田銀(2007)▲上原尚子世界アンデルセン賞(2014)▲スキージャンプの
高梨沙羅選手、男女通じ最多の54回優勝達成(2018)

平和への希い1454 有言不実行

2019-03-23 10:33:02 | 日記
 
21日、イチロー選手が現役引退を表明。
日米野球史上、傑出した記録を残したスーパーヒーロー。球児が憧れた大選手。
「イチロー選手のようになりたい」と野球を始めたお子達も多かった。

50歳までは、現役でプレーする」は、
高齢になっても、やれば出来る」という、自分に対する兆戦として、話されていた言葉だった。
残念ではあるけれど、日本にける、米大リーグ開幕戦に於いて「結果が出せなかった」45歳が、
「自分に厳しかった」だけに、「これ以上ブザマを続けられない」と決心されたようだ。
「50歳まで、現役で、と言って来たのに、有言不実行ですみません」と、誠意溢れる談話に、
「そんなことはありません。十分頑張って頂き、ワクワクとトキメキと元気を貰いました。ありがとう
ございました」と涙が流れました

イチロー選手は、不言実行の人でした。数々の大記録は、黙々と自分を鍛える日々の努力の結果生まれた
ものでした。大きなケガや病気をしない、柔軟で強靭な身体の維持は、まさにプロ中のプロでした。
これからも、お元気でご活躍される「鈴木一朗さんの生き方」に感謝できることを喜びたいと思います

さわやかな「有言不実行」と言う言葉を聴いて、すぐ思い出してしまった、真逆な「有言不実行」の人、
安倍晋三さん。

モリカケ疑惑で、「真摯に対応する」と言いながら、昭恵夫人や親友加計学園理事長の国会喚問を逃げ
まくり、説明責任を果たさず、有言不実行の極み。
不愉快な「有言不実行」の権化「安倍晋三氏」は、日本政治史に残る汚点になること間違いなし。
今からでも遅くは無い。目を覚ませ、安倍晋三さん。
ウォーキング中に、春の花に出会えました。

3月23日、「今日は何の日カレンダー」より
世界気象デー(世界気象機関[WMO]1960)、ふみの日(毎月)
▲鎌倉大仏着工(1238)▲将軍家光が若い「六人衆」に政務を合議させる(若年寄の初め)(1633)
▲世界最初のエレベーター、ニューヨークのデパートに登場(1857)▲明治政府、全国に小学校設置令(1869)
▲四条大橋開通(1913)▲初の文部大臣賞映画発表(1940)▲世界気象機関条約が発効し、WMO(加盟諸国の気象
観測通報の調整、 気象観測や気象資料の交換を行なう世界組織)発足(1950)▲中国帰還第一船、舞鶴港着(1953)
▲東京金取引所、開設(1982)▲ファミコン発売以来約3年半で1千万台突破(1987)
▲WBCで、王監督率いるサムライ日本が韓国に5対3で勝ち優勝(2009)

平和への希い1453 首相が退位表明?

2019-03-22 10:49:47 | 日記
 
19日、皇位継承に関する式典委員会は、5月1日の皇位継承儀式の詳細を決めた。
天皇は、政治に関与する権能が無いと、憲法で規定されている(憲法4条)。
三種の神器を天皇陛下から皇太子に譲渡して、皇位継承が為されることになっているが、
天皇陛下が、皇太子さまに神器などを、目に見える形で引き渡すと、天皇自ら皇位を譲る意思を示された
と受け取られ、憲法に抵触しかねない

から、侍従が、歴代天皇に伝わる三種の神器のうち剣と璽(じ=まがたま)などを運び、天皇陛下は神器に
お触れにならない、らしい。

1昨年、ご高齢で国事行為に支障することをご懸念され、生前退位を表明された。
政府は、憲法と皇室典範を見据え、終身天皇制と違う、新しい承継方式になることで、検討を重ねて来た。
憲法と皇室典範の微妙な関係があることは、秋篠宮様の「天皇家の儀式に国費を使うのはどうか」ご発言
があったように、難しい問題があるようだ

天皇陛下の退位の表明は、天皇陛下最後のお言葉に先立ち、安倍首相が国民の代表として、皇室典範の特例
として行う
、とのこと。
要するに、あくまでも、天皇自ら皇位を譲る意思を示されたと受け取られないようにしたい、のだ。
天皇の承継については、
憲法2条 「皇位は、世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承
する」
となっており、天皇が、自由に、皇位を継承できない、国会の議決が必要になっているのです。
過去の長い歴史の中で、皇位継承問題で揉め、時には武力闘争になった。
揉めた原因の多くは、天皇が、自分の権威を発揮し続けられるよう、自分に都合よい「後任」を選び、
皇位継承を自由自在にしたことで、起きていたのである。

今の憲法では、天皇は「国民の象徴」で、政治的権威は無い。
天皇の国事行為は、全て、国会の決議に基づく指名や内閣総理大臣の任命によって行われている

それにしても、政府は、「想定外退位」で、チョッとアタフタしているように見えます。
時間的制約上、仕方なかったが、女性差別など憲法に照らし、「皇室典範」を見直すべきである。
ウォーキング中に、春の花に出会えました。

3月22日、「今日は何の日カレンダー」より
放送記念日(NHK1943)、世界水の日(国連)、夫婦の日(毎月)
▲記録上初めての三つ子、誕生。出産した筑前国の舎人臣福長女に正税400束をプレゼント(827)▲西蝦夷地を
松前藩から幕府直轄領とする(1807)▲ゲーテ、没。83歳(1832)▲人力車営業開始(1870)▲「ザ・ジャパン・
タイムズ」創刊(1897)▲NHKが日本初のラジオ仮放送。本放送は7月12日(1925)▲文部省国語審議会、国号
の呼び方を「ニッポン」と称する案を政府に提出(1934)▲ドイツで世界初のテレビ定期放送を開始(1935)
▲第1回全日本女子プロボウリング選手権。優勝者は中山律子(1970)▲初のエイズ患者確認を厚生省発表(1985)
▲秋田新幹線開通(1997)▲ヘール・ボッブ彗星最接近(1997)▲ロンドンでテロ発生(2017)