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北野天満宮3 特別公開2 宝物殿 風月殿 松向軒 明月舎(北野散策4)

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写真は、松向軒の外観
楼門を入った右手奥にあります。
通常から開いている訳ではないです。
天神さんのある毎月25日、1/1、梅のシーズン、4/10~5/30、紅葉シーズン、12/1は開いています。拝観料は300円です。
内部は蔵のようで、それ程大きくはないです。
宝物は古文書、刀剣(重文 鬼切丸など)や絵画など多岐に渡ります。
中でも“北野天神縁起(承久本、光信本、弘安本)”は有名です。
国宝の承久本はレプリカですが、重要文化財の光信本は、ホンモノがある時もあります。
海北友松の雲龍図屏風なども目を引きます。
2017年11/1~11/12の秋の非公開文化財特別公開では、15年ぶりに北野天神縁起 承久本(国宝)が公開されました。
道真の怨念が清涼殿に落雷しようとする「清涼殿霹靂の段」と、「海路西下の段」が公開されていました。
宝物殿に向かって左手にあります。
明治初期に小教院として、高倉家の古材を使って造られました。
通常非公開で、2024/8/11のEX旅で内部に入りました。
玄関を入ると7畳半の玄関間、その奥にも7畳半の次の間があります。
その奥に40畳を越える大広間があります。
右手奥に床の間があり、その裏に8畳の茶室と12畳間が並んでいます。
12畳間の床の間には堂本印象の菅原道真の掛け軸が掛かっていました。
外には正面と右側にL字に風月の庭があります。
植栽は松が多く、左手の滝から右の川が流れていきます。
松向軒
通常は非公開ですが、2012秋の非公開文化財特別公開で公開されました。
正面の大鳥居を入ってすぐの左手にあります。
通常は非公開ですが、2012 秋の非公開文化財特別公開で宝物殿と御土居との3つセットで公開されました。
参道沿いの受付で参観料800円を納めます。
松向軒は北野大茶会で、細川忠興が造った茶室の復刻です。
参道を挟んだ大きな“影向(ようごう)の松”に向かっているため、“松向”軒と名付けられました。
なおホンモノは細川忠興が造った大徳寺 高桐院に移築されています。
さて、門を入った正面に小間の躙口があります。
2畳間で正面に半畳の床の間があります。
右手の露地庭園を進むとすぐ左手に松向軒の貴人口があります。
内部は7畳半の広間で結構シンプルです。
露地庭園を北側に抜けて終了でした。
明月舎
毎月1日、15日に月釜が行われてており(1/1、8/15、12月休会)、12/1は北野献茶会のお茶席の1つです。
東門を入ってすぐ右手に柴折戸があります。
ここから入り石畳を進むと左手に玄関があります。
玄関を入って左手に8畳の待合。
この待合の奥に8畳2間の広間の茶室があり、こちらへは露地庭園の縁伝いに入りました。
帰りは露地庭園を経て、竃社の左脇から出てきます。
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