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相国寺6 特別拝観5 長得院(御苑周辺散策23)
写真は、方丈前庭
長得院は相国寺の塔頭で、同志社女学校の教育に大きく貢献したM.F.デントンのお墓があります。
アクセス
地下鉄烏丸線の今出川駅で下車し、1番出口から出ます。
出口を右折し約150m先の上立売通へ右折します(なか卯が目印)。
相国寺の境内に入ると50m先で突き当たるので、ここを左折します。
浴室、大光明寺を左手に見て進むと、道が少し右クランクになります。
このクランクする手前の左手に長得院の表門があります。
通常は非公開ですが、毎年12/19の11:00~11:30までデントン先生永眠記念礼拝が行われ、この際は墓地まで入れます。
表門を入ると右手に庫裏、その左手に方丈への唐門があります。
この唐門の左の戸口から奥に入ります。
戸口の右手には苔のきれいな方丈前庭があり、左手に進むと墓地です。
墓地の比較的手前にデントン先生のお墓があります。
形は普通の仏式のお墓ですが、正面に十字架が彫られています。
さて記念礼拝です。
10:30頃から開門されています。
11:00から開始です。
黙祷→讃美歌→聖書朗読→祈祷→奨励者の紹介→奨励(その年招かれた方が、お話をされます)→主の祈りで、ほぼ11:30です。
一般でも参加出来ますし、平日でしたが80名ほど参加されていたので、それほど目立つことはないです。
2016年の京の冬の旅で特別公開がありました。
表門を入ったところで拝観料600円を納めます。
前庭を抜けて唐門をくぐり、向かって右手から方丈へ入ります。
方丈前庭は、苔がきれいな枯山水庭園です。
方丈の襖絵は、いずれも岸駒の婿養子である岸連山の筆です。
順に礼(らい)の間は水辺虎図、中央の室中の間は山水図、奥の檀那の間は波涛鷲図、そして左手奥に回って衣鉢の間は花鳥図です。
なお仏間の内陣には本尊の釈迦三尊像や5代将軍足利義量の位牌がお祀りされているそうですが、襖絵を見せるために襖が閉まっていました。
そして外の縁伝いに方丈を一周して元に戻り、終了です。
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