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2020 9/29の拝観報告2(僧侶のご案内でめぐる 黄檗宗大本山 萬福寺で特別煎茶体験)

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写真は、有声軒の本席。

三室戸寺を出て、府道の並走する裏道をまっすぐに進みます。
10:00前にやって来たのが、萬福寺です。
この日は「僧侶のご案内でめぐる 黄檗宗大本山 萬福寺で特別煎茶体験」に申し込んでいました。
火曜日と木曜日しかない企画なので、どうしても平日でした。

まずはお坊さんの案内で時計回りに境内を案内して下さいます。
開山堂→寿塔→天王殿→大雄宝殿→法堂でした。
ここで10:45。
ここからは有声軒での煎茶体験です。
広間にテーブル席が用意されおり、その上に必要なお道具がセットされています。
すべて指示に従って進めます。
まずは湯冷ましにお湯を入れて、50度ぐらいになるまで待ちます。
玉露の茶葉を5g、目分量で量って急須に入れます。
じっくり煮だして、2つのお椀に濃度が均等になるようにお湯を少しずつ「ウェーバー制」の要領で分配しながら入れていきます。
まずはやや温めのお湯で、玉露の甘みを楽しみます。
結構うまく煎れられましたw
そして2回目は先ほどより湯冷ましを短くしてやや暖かめのお湯で煎れ、渋みを楽しみます。
1煎目よりはやや渋く煎れられたように思います。

そして体験の後、奥にある本席に案内して下さいました。
有声軒はこの広間じゃなくて、本席が奥になったとは知りませんでした。
だるままつりの茶席でも、お願いすれば見学できることもあるそうです。
本席は純煎茶式のお茶席だそうです。
詳細は本編の最後に追記しておきました。

席を担当して下さった方がおっしゃられていましたが、この企画はやはり京都市観光協会から提案されたもののようですね。
このコロナ禍で煎茶の方もお茶席や5月の全国煎茶道大会も中止になったそうです。
そこで使われていないこの有声軒を使って何かできないかということで実現したそうです。
なのでいわばこの企画は「コロナ禍の副産物」だったのかもしませんね。

まだ10月末の1回の予約枠が残っていますよ。

煎茶体験も楽しかったですし、有声軒本席もじっくり見学出来たので大満足でした。
11:45頃にこちらを出ました。

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