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白峯神宮(西陣散策23)
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写真は、本殿(左奥)と拝殿(中央)
堀川今出川に戻り、今出川通沿いに東へ進んだ左手に白峯神宮の鳥居があります(簡易地図)。
元々は、蹴鞠の宗家であった飛鳥井家の邸跡でした。
拝観無料です。
鳥居を入った正面に拝殿、拝殿の左手に蹴鞠場、右手に名水“飛鳥井”の手水舎があります。
拝殿の奥には“本殿”があり、本殿には崇徳上皇らがお祀りされています。
崇徳上皇は1156年の保元の乱で、源為義(頼朝の祖父)や源為朝(為義の子)らと共に、
弟の後白河天皇派(源義朝(頼朝の父)、平清盛ら)と争って負け、讃岐へ配流され亡くなりました。
飛鳥井の左隣には、“蹴鞠の碑”、“地主社”があります。
地主社は蹴鞠道の神様で、それが近年転じ、サッカーの守護神、しいては球技の神様として崇められています。
サッカーは元より、いろいろな球技の選手がボールを奉納されています。
4/14の例大祭と7/7の精大明神例祭で、蹴鞠が行われます。
地主社の奥には“伴緒社(とものおしゃ)”があり、先の源為義と為朝がお祀りされています。
さらに奥には“潜龍社”があり、醸造の神様で、社前の名水“潜龍水”を飲めば悪縁が断ち切れるそうです。
2022/4/23~5/8まで、非公開文化財特別公開で寺宝が公開されました。
拝殿に向かって左手の書院が会場です。
玄関を入って右手の広間で、重文 崇徳上皇像 付随身像の複製、その左右に源為義と為朝像。
蹴鞠や蹴鞠装束、刀剣の延寿、脇差、薙刀 美濃直胤、琵琶や笙などが展示されていました。
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