京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
長楽館
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写真は、玄関からの外観
長楽館は明治の煙草王 村井吉兵衛の別邸跡で、ジェームス マクドナルド ガーディナーが設計したのは京都検定に頻出です。
今では喫茶、食事やホテルとして営業されています。
アクセス
八坂神社の奥、円山公園の南側です。
円山公園の枝垂れ桜から南に進んだすぐ右手に、長楽館の門があります。
門を入って、左手奥の玄関へ。
手前が本館で、喫茶はここです。
さらに本館の奥にホテル棟がありますが、今回は本館のみです。
喫茶はコーヒ―1杯800円ですので、通常のホテルぐらいです。
内に入ると建物の中央辺りに階段があり、その右側に3部屋と左側に2部屋があります。
1階の右側は奥から書斎、球戯の間(ビリヤードの部屋)、迎賓の間で、左側は奥からルシェーヌ(フレンチレストラン)とサンルームです。
1階の右手奥の廊下を進みエレベーターに乗ると新館があり、イタリアンのCORAL(コラール)です。
2階は右側奥から“美術の間”、“煙草の間”、“貴婦人の間”で、左側は“鳳凰の間”と“接遇の間”です。
特に“煙草の間”の入口の上には、伊藤博文揮毫の“長楽館”の扁額があります。
特別公開
3階は2018年の京の夏の旅で公開されました。
階段を上がった中央に茶室の長楽庵があります。
表千家の残月亭を模しており、入口正面には橋本関雪の和楽の扁額があります。
さらに上には書院造の御成の間があります。
折り上げ格天井に付書院、花頭窓や違い棚の和の要素に、バカラのシャンデリアなど洋の要素もあります。
内部は近代洋風建築のお部屋がたくさん並びますが、部屋ごとに色調が違っていたり中国風だったりとコンセプトが異なっていました。
お願いすると内部の見学もさせて頂けます。
コーヒータイムのついでに内部の見学をするのがいいでしょう。
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2014 6/8の拝観報告3(鈴虫寺)
写真は、客殿の前庭。
広沢池の印空寺から、松尾大社の南にある苔寺周辺へ到着。
タクシー代は5000円オーバーでしたね(笑)。
さて時間は11:00前。
まだまだ時間があります。
そこであんとんさまが未訪問ということで、鈴虫寺へ行きました。
これで僕は5回目です(笑)。
石段の中央よりやや下ぐらいに並びました。
20分ほど待って11:20ぐらいに書院に入ったので、並ぶ少し前に1つ前の回が始まったぐらいだったんでしょうね。
始まる直前には、石段下の道路まで列は延びていました。
しかし1回で180人入るので、1回入れ替われば結構はけます。
前回は、2012年12月1日でしたので、約1年半ぶりです。
さて”例の法話”です。
それがこの間に”新ネタ”を放り込んできました!
時代に応じたネタに入れ替えてきましたね(笑)。
カードまで用意されていたネタですので”個人ネタ”ではなく、”全体ネタ”であると思われます。
そう来ましたか(笑)。
もちろんネタバレしては面白くないので、内容は敢えて伏せます。
アマ会で知りたい方は、僕にお声掛け下さい。
法話もマイナーチェンジするなら、今後も1年ごとぐらいには偵察に来ないといけませんね(笑)。
今回本編も加筆し、写真も入れ替えました。
法話が終わって12:00頃。
今回も柚之茶屋でとろろそばを頂きました。
そして12:30過ぎには、苔寺へと向かいました。
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印空寺(福王子・広沢池散策7)
写真は、本堂と前庭の“二河白道”
広沢池の近くにある浄土宗のお寺です。
アクセス
きぬかけの道を西へと進み、福王子も通過します。
山越の交差点を越えてすぐ右手に印空寺の駐車場、その先に表門があります。
拝観
表門を入ると正面に本堂、左手奥に庫裏、左手前に鐘楼、右手奥に開山堂、右手前に樹齢300年を越える多羅葉(タラヨウ)の木があります。
本堂の前庭は白砂に松と石組のある枯山水庭園の“二河白道”です。
浄土宗寺院ではよくみられるテーマです。
本堂右手奥の開山堂は、どこから見てもお茶室です。
庫裏に声をかけてお寺の方がおられれば、本堂内部にお参りが出来ます。
本堂の左手から入ります。
本堂中央の須弥壇には“山越の阿弥陀”と云われる本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。
また本堂の左手には大きな大黒天像が、右手には西国33か所各霊場の本尊がお祀りされています。
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2014 6/8の拝観報告2(印空寺)
写真は、表門
金毛院でのお茶会が、幸い待ち時間も少なくて10:00には終わりました。
まだ12:50の苔寺まで時間があるので、寄り道をします。
白川通まで歩いてタクシーを拾います。
乗るなり「広沢池まで」。
結構遠いです。
到着したのが広沢池の手前にある、印空寺です。
以前から行けていなかったのと、苔寺までの途中でしたので、今回行くことにしました。
次またここでタクシーを拾うのは大変ですので、駐車場で待っていて貰いました。
詳細は今後の本編に掲載します。
まずは本堂の前庭から。
浄土宗寺院ですので、“二河白道”の枯山水庭園です。
最初は日差しが強くてどうしようかと思いました。
白砂の庭園ですので、日差しが強いと”写真が真っ白”になるからです。
幸いすぐに雲で日差しが陰ったので、その隙に撮影しました(笑)。
そしてあんとんさまが御朱印を頂かれ際に、本堂のお参りもお願いしました。
ご住職は外出中でしたが、奥様が丁寧に応対してくださいました。
飽くまで個人的な感想ですが、浄土宗寺院って比較的応対が親切な気がします。
ここも30分程度で次へ向かいました。
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金毛院(東山北部散策10)
写真は、待合から見た露地庭園
金毛院は法然院の塔頭です。
通常は非公開ですが、毎月第2日曜日の8:30~月釜があります。
アクセス
法然院 正面の石段があります。
これを登ると左に曲がり参道を進みます。
すぐに正面にアノ萱葺きの山門が見えてきます。
これをくぐる手前の左手の坂のコーナーの右角に、金毛院の表門があります。
月釜は当日参加も可能ですが、かなりガチのお茶会です。
苔のきれいな表門から入ります。
階段が右に曲がった上に玄関があります。
玄関で記帳し、お茶席代1000円を納めます。
玄関奥は6畳の広間のお茶席ですが、当日は待合になっていました。
左手に露地庭園があります。
左手奥に外腰掛があり、そこまでは苔に浮かぶ飛び石。
庭園全体が苔で木々も高め。
まさに山居、これぞ露地庭園といった感じです。
待合の棟とはL字を成して右手前には仏間が、さらに隣り奥にお茶室の”凌雲亭”があります。
仏間の前には小さな池もありました。
時間になると呼ばれるので、草鞋を履いて露地庭園を経て躙口からお茶席に入ります。
凌雲亭は4畳半の小間で、ここに8名で入りました。
小間のこじんまりしたお茶席であったのと、正客さんら3名が席主さんと懇意であったため、お茶わんやお道具の拝見もしっかりありました。
帰りは廊下伝いで書院を経て待合に戻り終わりです。
大体1席30分ぐらいでした。
今回は完全にお茶席で、お寺の要素はゼロでした。
2015年10/12の浄土宗特別大公開で11:00~12:00、13:00~14:00と10名程度で公開されました。
表門から入り玄関にあがります。
拝観料は500円です。
玄関奥の広間で待ちます。
参加者は12名でした。
外縁づたい仏間へ。
仏間は8畳で内陣には本尊の阿弥陀如来坐像がお祀りされており、説法印を結んでおられるのが特徴的です。
右隣には地蔵菩薩像がお祀りされていました。
仏間には法然上人の教えである選択集(せんちゃくしゅう)を絵にした十六章の図が掛っており、この絵解きが約35分ありました。
そして凌雲亭でのお茶席が25分程度で、13:00頃に終了しました。
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2014 6/8の拝観報告1(金毛院)
写真は、露地庭園
この日は拝観日。
午後からは「そうだ 京都、行こう」のツアーがありました。
さて午前中です。
以前法然院に家族でお墓参りに行きました。
その際に塔頭の金毛院で月釜が開かれていました。
それが第2日曜日。
是非行きたいということで、この日9:00にあんとんさまと行って参りました。
そもそも「金毛院ってどこ?」ってところでしょうね。
法然院の茅葺の山門は有名でしょう。
これをくぐる手前の左手に門前の道に降りる坂があります。
この坂が曲がる角に、金毛院の表門があります。
マイナーですね(笑)。
さて内部の詳細は、今後の本編で報告します。
感想ですが、ここはガチのお茶会です。
お茶席は4畳半の小間。
そこに8人で入ります。
入るのも待合から草鞋を履いて露地庭園を抜けて、躙口から。
大寄せではないので、利休忌などよりも遥かに緊張しました。
でも僕には師範が一緒なので大丈夫です(笑 マジでいつもありがとう!)。
そして今回は待合→露地庭園→お茶室でしたので、お寺の要素はゼロでした。
しかし露地庭園としてはよかったです。
まさに”市中の山居”というべきお庭でした。
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京の観光客 最多5162万人(京都新聞から)
写真は、伏見稲荷大社の千本鳥居
今夜は特別版。
今日の京都新聞の朝刊の記事です。
2013年の京都市内の観光客数が5162万人と過去最高
だったそうです!!!
要因の1つには、12月の”嵐山 花灯路”など閑散期のイベント開催が奏功したこともあるようです。
確かにここ数年確かに色々な手を打ってきたようですからね。
例えば夏。
以前は7/17の祇園祭から8/16の五山の送り火までは閑散期だったそうです。
そこでその間を埋めるべく、8月上旬に”京の七夕”を開催したとの見方もあります。
さらには祇園祭と”京の七夕”をも埋めるべく、前祭と後祭を再度分けたようです。
まあどうであれ、僕的には京都を訪れる方が増えてよかったです。
そもそもですが、このブログは
「京都観光に行きたいと思う人が増えて欲しい」
と思って始めたものです。
写真を1枚しか載せないのも、「後は現地に行って、ご自身で見てください」という意味もあるのです。
つまりこのブログをみて「そうだ 京都、行こう!」って衝動に駆られて欲しいのです(笑)!
今後も益々京都観光に来る方が増えて欲しいです。
観光は京都の主要産業でもありますし、それらの存在が京都の誇りでもありますからね。
ただ断っておきますが、僕は観光産業関係の仕事ではないですからね(笑)。
そしてさらに地域の紙面の記事を取り上げます。
そこには
外国人観光客に聞く 人気の日本の観光スポットランキング
がありました。
第1位は、伏見稲荷大社。
昨年1位の広島平和記念資料館を抑えて、堂々の1位です!
理由はやはりアノ圧倒的な千本鳥居のようです。
以下、
第4位 金閣寺。
第7位 清水寺。
このあたりは納得の定番です。
第13位 三十三間堂。
外国人にもB派がおられるようです(笑)。
第14位は、
嵐山モンキーパークいわたやま
です。
これは我々からすると意外ですよね。
僕も家族で行きました。
猿が野生ですから、エサやりをすると相手はマジでくるので少しビビります(笑)。
第17位 二条城。
第29位 錦市場。
などだったそうです。
今後も国内外から京都観光にたくさんの方が来られて、いい思い出を作って頂ければと思います。
そうそう、来られる前にはこのブログのチェックも忘れずに!
えっ、「そんなマニアはほとんどおらん」って(笑)。
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高台寺4 茶室 湖月庵、鬼瓦席、遺芳庵、傘亭、時雨亭(東山中央散策16)
写真は、傘亭と時雨亭
いずれも通常は外観のみの拝観ですが、それぞれ別個でお茶席が行われました。
ここでは天目台に乗った薄茶とおまんじゅうが出ますが、作法もそこそこの気楽なお茶席です。
内部の撮影も可能です。
ただし遺芳庵だけは懐紙と菓子切りを持参する必要があります。
拝見受付の先を進むと拝観ルートが右に曲がります。
曲がった右手に見えるのが湖月庵の玄関です。
通常中には入れませんが、1月~2月の冬の夜の茶会 夜咄(よばなし) と9月の観月茶会の際にこちらでお茶会があります。
お茶2服+団体夜間拝観+点心席で7000円です。
事前の予約制で17:00~18:00に伺うと、湖月庵の玄関に案内されます。
玄関で受付をして廊下を進み、右手の8畳間が待合です。
全員揃うとさらに廊下を進み、庭に面した8畳間+8畳間の湖月庵に案内されます。
すべて先方でお話されるので正客でも大丈夫ですし、先方も何も知らなくても大丈夫という仕様でされます。
正客と次客はお点前で、あとは点出しです。
席は1時間ほどで終了。
その後お寺の方の案内で夜の境内拝観が40分ほど。
その後通常は掌美術館の下にある羽柴で点心ですが、コロナ禍の際は羽柴が閉めておられたので、高台寺駐車場の南西にある洗心寮で点心席でした。
19:00頃から食事で、順次解散でした。
2014年2/1~2/11、8/20~8/31に、予約不要でお茶席がありました。
通常の拝観料+1000円ですので、1600円です。
外観正面に貴人口、左手に躙口があります。
貴人口の上には鬼瓦がありますが、それはレプリカです。
躙口から中に入ります。
内部は4畳半で、床の間の右手に付け書院があるのが特徴的です。
手前座の後ろにホンモノの鬼瓦があります。
外では傷むので中に入れられたのですね。
隅の柱は、楊枝柱です。
2014年6/1~6/7まで、3/1からの事前予約制(1日1席3名まで)で朝8:30からお茶席がありました。
3/1の電話は8:30からで、15分ぐらいはつながりませんでした。
1席15000円ですので、3名なら1人5000円です。
8:15には拝観受付の前までお迎えに来て下さります。
まずは湖月庵に通され、そこで待ちます。
お茶席料はそこで納めます。
そして遺芳庵へ。躙口から入ります。
中は1畳台目向板。大きな吉野窓を背にした1畳が客座です。
右手に点前座の台目畳があり、左手は板の間でそれが床の間になっています。
非常にシンプルです。そして互いの距離が非常に近いので、緊密感がものすごいです。
お菓子は主菓子と干菓子が出るので、お茶も2服でます。
9:00過ぎには終わります。
お茶席後にもお茶室内部や、裏の水屋もゆっくり拝見できます。
そして帰りは水屋(反対側)から出ます。
2014年4/1~5/6、10/20~11/20まで、予約不要でお茶席がありました。
通常の拝観料+1500円ですので、2100円でした。
元々は伏見城の池の畔にあったそうで、お茶室というよりはお茶屋です。
土間廊下でつながる左手の時雨亭の1階は、待合として使われていました。
裏手の貴人口から入ると8畳の広間です。
左手に水屋が付いており、おくどさんもあります。
天井が拡げた傘のように中央が高くなっています。
左手奥の1畳は上段の間になっています。
そしてその1つ手前の1畳は階段で降りる出入口になっています。
伏見城の頃は、船着き場で降りここから入ったらしいです。
時雨亭
2021年6/20~6/30まで、時雨亭の2階で事前予約にて呈茶がありました。
1席4名まで、1人5000円です。
受付で5000円を納め、時雨亭へ。
1階が待合で、半分が土間で半分が板の間になっています。
時間になると、外の階段から2階へ。
2階は6畳ぐらいで、半分の点前座の方より景色のいい客座の半分の方が床が1段高くなっています。
客の景色を優先しているようです。
また360度に窓があり、床の間の壁にも掛け軸を掛けるのではなく、窓が開いています。
約30分で席は終わりでした。
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2014 6/5の拝観報告4 最終(五龍閣)
写真は、1階ホール。
長楽館を出て、ねねの道→二年坂→三年坂と進みます。
そして11:00に到着したのが、清水寺参道にある五龍閣です。
ここも武田五一設計の国の登録文化財で、竹久夢二の作品がたくさん展示されているので有名です。
かつて”美の京都遺産”でも取り上げられていました。
今は喫茶で営業されています。
ここも先日の長楽館と同じような理由で初めてでした。
オープンと同時の11:00に入ったので、最初は僕たちだけでした。
内部の詳細は今後の本編で掲載します。
今回はここで昼食を頂きました。
僕は京野菜とハンバーグ(1440円)、あんとんさまは京野菜パスタ(1340円)でした。
少し昼食にしてはお高めですが、ハンバーグと京野菜の揚げ物の他に京野菜のサラダ、スープ、ライスが付くので、なかなかのボリュームでした。
一方のあんとんさまの京野菜パスタ。
見た目はクリーム系のパスタですが、どうやら味噌風味らしいです。
そして問題が1つ。
このパスタには水菜が入っているので、最後の方になると折れ曲がる短いパスタとまっすぐな水菜が”絶妙にフォークですくいにくい”そうです(笑)。
しかもパスタのスープが口まわりにつくし(笑)。
パスタは女性が選択しやすいという点からいうなら、致命的な欠点ですね。
そうか、最後まで食べずに残すかです(笑)。
食事後は五龍閣を出て、ついでと言ってはなんですが、これも未訪問だった大谷本廟へ。
大谷”本”廟は、西本願寺の廟所です。
やはりここにもしっかり由緒書きがありましたね(笑)。
もちろん頂きました。
そして本堂と廟所にお参りをして、京都駅へ。
そこから学会へと向かいました。
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旧東郷邸(丹後散策7)
写真は、庭園と和館
明治34年に開庁した舞鶴鎮守府長官の官邸で、初代司令長官東郷平八郎にちなんで旧東郷邸と云われています。
通常は非公開です。
アクセス
舞鶴西ICまで前述を参照してください。
舞鶴西ICから国道27号線を舞鶴市内へ走ります。
大手の交差点で右折し、さらに国道27号線を進みます。
やがて国道27号線は中舞鶴歩道橋の交差点で道なりに右折します。
大きな歩道橋があるのですぐに分かります。
道なりに右折してすぐの中総合会館口で左折します。
最初の左折路を左折してさらに左へ戻るようにまわり込んだ右手に旧東郷邸の入口があります。
通常非公開ですので公開の際に行かれれば、中総合会館口から案内板がしっかり出ています。
舞鶴市制施行70周年を記念して、2013年の5/27(海軍記念日)に公開され、2014年も引き続き同日に特別公開されました。
また2014年の”海フェスタ京都”の一環で、7/19~7/21も特別公開されます。
表門で記帳を行います。
参観は無料です。
表門を入ると小石敷き詰めた道の真ん中に飛び石が続きます。
この小石の道は飛び石の上を歩かないと、足が沈んで歩きにくいほどです。
右手には東郷邸の洋館が見えています。
やがて洋館を越えた右手に和館の正面と洋館の玄関が並んでおり、洋館から靴持参で中に入ります。
玄関の正面に東郷閣下の御影があります。
内部は真っ白な洋室で応接間のようになっています。
NHKの“坂の上の雲”の撮影も行われたそうです。
洋館の次は和館の主屋です。
広間で書院造りになっており、前述の和館の正面にもつながります。
さらに奥には離れがあり、ここに書斎があります。
離れから外に出ます。
離れと主屋に挟まれるように心字池のある庭園が拡がります。
池の周囲は芝生で、ツツジ、もみじや松が植えられています。
この庭園から洋館の脇を抜けて、表門に戻ってきて終了です。
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2014 6/5の拝観報告3(長楽館)
写真は、球戯の間
10:00になったので、オープンしたばかりの長楽館へ。
ここも京都検定受験者なら、まず知っているところです。
煙草王 村井吉兵衛の別邸で、ガーディナーが設計したのはよく出題されますからね(笑)。
ここも今まで未訪問だったので行って参りました。
通常は喫茶、レストランやホテルとして営業されています。
しかし今までの土日では人も多かったので敬遠していました。
でも今日は、平日の朝1番です。
思惑通り、”僕たちだけ”でした(笑)。
喫茶で入りました。
また詳細は今後の本編に掲載します。
コーヒー1杯が800円ですので、普通のホテルぐらいです。
内部の雰囲気は予想通り。
”The 近代建築”ですね。
コーヒーを頂いた後、内部の見学をさせて頂きました。
誰もいなかったので、上から下までコッテリと(笑)。
意外と部屋が多いです。
お部屋毎にコンセプトが異なり、随分雰囲気が違います。
また最上階は書院造なんですね。
他にもお客さんがたくさんおられるとなかなかゆっくりじっくり見られないので、この機に行ったのは正解でした。
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舞鶴 赤れんがパーク(丹後散策6)
写真は、赤れんが倉庫
海軍の舞鶴鎮守府が置かれて以降、海軍の拠点として兵器庫や造船所など様々な赤レンガ建築物が建てられました。
現在も12棟が残っており、そのうち8棟が重要文化財に指定されています。
平成24年から総合複合施設“赤れんがパーク”として利用されています。
舞鶴西ICまで前述を参照してください。
舞鶴西ICから国道27号線を舞鶴市内へ走ります。大手の交差点で右折し、さらに国道27号線を進みます。
やがて国道27号線は中舞鶴歩道橋の交差点で道なりに右折します。
さらに国道27号線を進むと道沿い左手に、海上自衛隊赤レンガ倉庫が見えます。
これを過ぎてすぐの三宅団地前の交差点を左折します。
この奥に赤レンガパークの駐車場があります。
駐車場はパークの西端ですので、明治期の赤レンガ倉庫3棟(重文)が並ぶ“赤レンガロード”を歩いてパーク中心部に向かいます。
明治期の倉庫は妻側の屋根に段差なのどの装飾があり細かいです。
パーク中央には4つの赤レンガ倉庫があり、すべて国の重要文化財です。
最大の“赤れんがイベントホール(赤れんが5号棟)”は、多目的ホールとしてコンサートや展示会などが行われています。
ちなみにこちらだけは大正期のものです。
そして3棟が横並びに“赤れんが工房(赤れんが4号棟)”、“まいづる知恵蔵(赤れんが3号棟)”と“舞鶴市政記念館(赤れんが2号棟)”があります。
“赤れんが工房(赤れんが4号棟)”はフリースペースで、創作工房やスタジオとして利用されています。
“まいづる知恵蔵(赤れんが3号棟)”は、舞鶴の歴史などの常設展です。
“舞鶴市政記念館(赤れんが2号棟)”はカフェになっており、海軍カレーなどを頂くことも出来ます。
また“舞鶴市政記念館(赤れんが2号棟)”の隣は、舞鶴市役所です。
さらに港沿いに奥に進むと、東体育館の裏手に“赤れんが博物館(重文)”があります。
入館料は300円で、ひたすらレンガの説明や展示があります。
そしてこの前の遊覧船乗り場から、土日祝には1日4便、海軍ゆかりの港めぐり遊覧船が出ています。
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2014 6/5の拝観報告2(霊山観音)
写真は、山門
高台寺を出たのが9:30頃。
出たところで駐車場のトイレに行きました。
トイレから出てくると正面にあったのが、霊山観音(りょうぜんかんのん)の山門でした。
今まで高台寺を出からまっすぐに台所坂を下っていたので、正直全く気付いていませんでした。
初めて霊山観音に行きました。
詳細は今後の本編で報告しますが、アノ大きな観音像の中にも入れるんですね(笑)。
外からお参りするだけのものだと思っていました。
そして霊山観音を出て、円山公園の方面に向かいました。
次のところが10:00からでしたので、まだ時間がある。
そこで僕も未訪問だった大谷祖廟に行きました。
ここも拝観で行くところではないので、今までスルーしてきました。
今後も特に本編を書くこともないですが、由緒書きだけはしっかりあったので頂きました(笑)。
ちなみに大谷”祖”廟は、東本願寺の廟所です。
今までスルーしていた2つに図らずもお参り出来ました。
どちらもあまり拝観で行く感じではないですね。
でも未知だったエリアが分かったのでよかったです(笑)。
そしてちょうど10:00頃になりました。
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養泉寺(丹後散策19)
写真は、本堂(右)と観音堂(左)
養泉寺(ようせんじ)は福知山市にある寺院で、“萩の寺”として有名です。
アクセス
国道27号線を進み、味方で府道8号線へ右折して綾部市内を通過します。
土師を過ぎて土師川を渡ってすぐの松縄手の交差点を府道55号線へ右折します。
左手に福知山城を見ながら、内記一丁目を府道55号線へ右折します。
一旦行き過ぎて戻るように府道55号線を進み、由良川を渡ります。
川を渡ってすぐに左折し、さらに府道55号線を進みます。
ここから約600m先に“養泉寺”の案内板があるので、そこの側道へ右折します。
側道を進むとすぐに右手の視界が開け、その先に養泉寺が見えます。
表門から石段が続き、登ると山門があります。
表門の右手を入ると庭園のようになっており、中央に聖観音菩薩像がお祀りされています。
山門を入ると、左手に庫裏、正面に本堂、右手奥の小高いところに観音堂、右手前に鐘楼があります。
通常本堂は閉まっています。
この本堂前に9月にはきれいな白い萩が咲き乱れます。
事前に予約しておくと、観音堂内部の天井画を見ることができます。
庫裏に声をかけて観音堂に案内して頂きます。
観音堂の天井画は“花ととりの絵図”で、福知山城の舞殿に使用されていたものと云われています。
9×9=81面あるいわゆる花天井ですが、中には冑や龍図などの画もあります。
内陣には十一面観音像がお祀りされていました。
9月中旬には前庭に萩が咲きます。
この時期は拝観料100円が必要です。
本堂が開いており、内陣に釈迦如来像がお祀りされています。
本堂の右手には枯山水庭園があり、背後には観音堂が見えます。
またこの時期は、観音堂が開扉されています。
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2014 6/5の拝観報告1(高台寺 遺芳庵 朝茶席)
写真は、遺芳庵内部
この日は平日で、この日から学会でした。
しかし別に出発の時間は決まっていませんでした。
ちょうどそこに6/1~6/7まで、高台寺 遺芳庵 朝茶席の情報が2月頃入りました。
そんな状況なら当然、6/5の朝ネライにするでしょう(笑)。
3/1の8:30から電話予約が開始でしたが、15分ぐらいは繋がりませんでした。
そして結果的に幸い6/5を確保出来ました。
当初はあんとんさまと2人で15000円を負担しようかと思っていましたが、frippertronicsさまもご希望ということでお誘いしました。
1畳台目のお茶室なので、maxで3人。
1席15000円ですので、少なくとも1人5000円。
いや別に1人で15000円負担して、1人で行ってもいいんですけどね(笑)。
frippertronicsさまとはこの日が初対面でした。
先にいらっしゃっていました。
お伺いすると、以前から”例のリュック”を目印に”僕のことは同定されていた”そうです(笑)。
こちらは存じ上げていないので、ドキドキしました。
また内部や同日の流れの詳細は、今後の本編で鬼瓦席、傘亭のお茶席と共にご報告します。
感想ですが、今までのお茶席は大抵利休忌などの大寄せ。
つまり広間でドカッと行って、スッと終わっていました(笑)。
1度だけ苔香居で4畳半の小間のお茶室に入ったことがありましたが、その時は”非常に近いな”と思いました。
ところが今回は1畳台目。
お互いの”近さがハンパではない”です。
1畳に3人で、正面の台目でお点前されていますからね。
でもこのパーソナルスペースがぴったり並びあう距離感を共有することで、お互いの心の距離感を縮めるものなんでしょうね。
最初は躙口から入りましたが、帰りは水屋も見学して裏から帰ります。
このあたりはさすが高台寺。
拝観の要素はしっかり保たれています(笑)。
非常に有意義な40分間でした。
frippertronicsさまはすぐに仕事に戻られるようでしたので、ここでお別れでした。
僕とあんとんさまは、一応高台寺の境内を散策して、次のところへと向かいました。
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