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2017 3/14の拝観報告2(千本ゑんま堂 御殿飾り雛公開)


写真は、お茶室に展示された御殿飾り

地蔵院 竹の寺を出て、四条通→葛野大路通→御池通→千本通と進み、9:50頃にやって来たのが千本ゑんま堂です。
千本ゑんま堂では2月下旬から3月いっぱいまで、御殿飾りの公開が行われています。

本堂に入って左手に寺務所(納経所)があります。
その右手奥にお茶室があり、そちらに飾られています。
時間は一応10:00~でしたが、拝見したい旨を申し上げると少し早かったですが、開けて下さいました。

お茶室の外から拝見するだけなら無料ですが、500円で中に入って呈茶を頂けます。
今回は少し早く開けて頂いたこともあり、中で呈茶を頂きました。

尼僧さんが、雛飾りの説明をしながらお茶を点てて下さいました。

また大晦日の夜には、このお茶室でお茶会があります。

ゆっくり見学もさせて頂き、10:10頃にこちらを出ました。

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2017 3/14の拝観報告1(地蔵院 竹の寺 庫裏公開)


写真は、工事中の方丈(左)と庫裏(右)

この日のメインは、大相撲 春場所。
そのために1日お休みに。
そうすると昼過ぎまでが空くので、そこにいろいろと詰め込みます(笑)。

まずは9:00着で地蔵院 竹の寺へ参りました。
今年に入ってから方丈が修復になりました。
その期間中(11月までの予定)、隣の庫裏が公開されています。

ただし公開時間が、平日は9:00~11:00、土日は14:00~16:00と変則的です。
3/14は平日なので、朝1番に来ました。

行ってみると、なるほど、方丈右手の庫裏が開いています。
2間あり、1つは通常は方丈にある細川護熙筆の瀟湘八景図がこちらに移されて展示されています。
もう1つの間には、毘沙門天像や韋駄天像がお祀りされていました。

折角のチャンスですので、来てみました。
納得しました(笑)。

9:15には次へと参りました。

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2017 3/12の拝観報告(革堂と・・・)


写真は、革堂の本堂

日曜日です。
朝から長男くんは塾の宿題。
塾は2月から新学期なので、もう5年生のクラスです。
5年生になると純粋に授業のコマ数が4年生の2倍に。
4年生の時は日曜日はフルに遊べたのですが、そうも言ってられなくなってきました。
家で昼食を食べて、長男と2人で自転車で自宅を出発しました。

13:10頃に到着したのが、革堂です。
長男の小学校のすぐ近くなので、長男も「あっ、ココか」って感じ(笑)。
西国33か所霊場記念の特別公開があったので、昨年の秋に続き行きました。
ご本尊の御開帳、格天井の彫刻は昨年と同じですが、このお寺の通称名の由来である鹿革衣が公開されたので再度参りました。
長男も本尊の千手観世音菩薩像や天井彫刻に見入っていました。

そして今度は自転車で三条駅へ。
京阪電車の特急に乗り、京橋駅へ。
そこから徒歩で向かったのが、藤田美術館です。

長男がかつて曜変天目の特集をテレビで観たらしく、以前僕に「曜変天目が観てみたい」と言ってきました。
それを覚えていたので提案すると「絶対に行きたい!」というので、連れてきました。
小1の次男も「僕も行きたいっ!」と騒いだのですが、いや「そのように騒ぐからこそムリ」ということで妻とお出かけになりました。

前期は曜変天目を含め国宝が7点、重文も9点。
長男は元々美術好きなので、1つ1つ観て計40分ぐらいいました。
もっと早く飽きるのかと思ったら、僕よりしっかり観ていたのではないでしょうか(笑)。
さすがに曜変天目には一際釘付けに。
アノ宇宙のような模様に見入っていました。

帰りはカフェで僕はコーヒー、長男はパフェを食べて、また京阪で帰宅しました。

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2017 3/5の拝観報告2 最終(源鳳院 公家雅に魅せられて)


写真は、源鳳院 玄関脇の庭園

高島屋を出て、向かったのが岡崎にある源鳳院。
3/12までこちらでひな人形の展示が行われていると、シヲさんからお伺いしました。
岡崎 源鳳院・・・聞いたことがなかったので調べてみると、かつての洛陽荘でした。
かつてアマ会でランチに行ったことがありましたが、その後ランチ営業もなくなり訪問する機会がありませんでした。
ここぞとばかりに行ってきました(笑)。

玄関に案内の小さな掲示があるのみ。
これは知らないと来られませんね(笑)。
参観料は1000円。

大広間には多くの有職雛を中心にひな人形が展示されていました。
かつてお食事を頂いたお部屋です。
公家・大名様式の有職雛と、一般武家・庶民の古今雛の説明をして下さいました。

庭園を見ながら縁で、お煎餅とほうじ茶も頂けました。

最後は庭園へ。
お庭の中央に大きな紅枝垂れ桜があり、前回はちょうど満開でした。

また桜の咲くころに公開されるといんですけどね。

13:00過ぎにこちらを出て帰宅すると、次男はほぼいつも通りの元気なイタズラっ子に戻っていました(笑)。

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2017(平成29)年 第42回 京の夏の旅の速報


写真は、本野精吾邸

もう今週の土曜日で京の冬の旅も終わりです。
この時期になると発表されるのが、2017 京の夏の旅です。

いつもコメントを頂く一部衆さんや、その他複数のアマ会員さんから情報を頂きましたので、速報致します。

基本的な日程は、7/8(土)~9/30(土)です。

さて個々の細かい評価は今後の分析に委ねるとして、今回は速報と感想だけ。

分類の解説

頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ

拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される、非公開の重文クラス以上の文化財が公開される
3:普段は全く拝観謝絶

E-3 本野精吾邸
E-3 大雲院 祇園閣
B-3 京都大学 花山天文台
E-2 東本願寺 渉成園 蘆菴 
D-2 旧三井家下鴨別邸 主屋二階 8/10~8/27
A-1 上賀茂神社 本殿 権殿 庁屋
B-2 下鴨神社 本殿 大炊殿
 
上賀茂神社と下鴨神社はいいでしょう。

本野精吾邸は北野 等持院のさらに西にある真如寺の北東にあります。
詳細な地図がwebにもなかなかないので記載します。
木島櫻谷旧宅の角を曲がり西へ。
突き当りが右クランクになりますが、そのままクランクを進まずに右折したまま細い道へ直進。
そこから約200m直進した左手にあります(地図は引きにしてエリアを確認してください)。

時折イベントの会場になっていますが、定期的な公開はありません。

京都大学 花山天文台は、将軍塚の近くなので山の上です。

年1回は予約制で一般公開がありますが、僕も立地の問題で今まで行っていませんでした。

渉成園 自体は通常から公開しています。また春と秋には臨池亭・滴翠軒での呈茶、園林堂やろう風亭の公開なども行われるようになりました。
しかし茶室 蘆庵の公開は、僕が知る限り初めてです。

旧三井家下鴨別邸は皆さんもよくご存じでしょう。昨年秋から一般公開が始まり、秋には主屋二階と3階の特別公開がありました。

ちょっとマイナー感はありますが(笑)、まあこの機会に行っておこうかというところが多いですね。

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2017 3/5の拝観報告1(三嶋亭 高島屋)


写真は、すきやき膳 2,484円

昨夜長男はアウトドアクラブのお泊りでいませんでした。
ウイルス性胃腸炎の次男は、昨日よりは軽快している様子。
僕と妻は朝から四条へ行きましたが、次男はお留守番をすると。

2人で出かけました。
本来はお迎えの17時まで、神戸に行く予定だったのに・・・(笑)。

ホワイトデーのお返しもちょっと気の利いたものを返すので、今回も妻と相談。
あとは妻の気になるブランドなどをめぐるいつもの感じ。

そして11:30頃。
昼食はどこで食べようかとなりました。
こういう時のコンセプトは昨夜と同じ。
「子供がいたら、行けないところ」(笑)!
ということで、今回は高島屋の7階 レストラン街にある三嶋亭にしました。

2484円にすきやき膳。
三条に本店大丸にもイートインがあります。
三嶋亭に来るのは久しぶり。

すきやき、頂きましたが、やっぱ最高。
以前にも書きましたが、もう美味しいとかいう感想じゃないですね。
「生きててよかった!」です(笑)。
「2500円で買えるひとときの幸せ」と言っても過言ではないです。
妻も満足したようでした。

食後は地下のフードフロアに行って夕食などを買い、12:30頃に高島屋を出ました。
そして妻は次男の待つ家に帰宅、僕はここから1か所立ち寄ることにしました。

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2017 3/4の拝観報告2 最終(貴匠桜)


写真は、貴匠桜の外観

17:30前に帰宅。
この日は本来子供たちがいない予定でしたので、ディナーを予約していました。
次男に聞くと「寝てまっているから、行ってきていい」とのこと。
ウイルス性胃腸炎であまり食欲はないようですが、食べられそうなものを用意して、僕と妻は車で予約したお店へ参りました。

やってきたのは、六波羅にある貴匠桜。
冬の旅で公開している西福寺のすぐ東にあります。
古い町屋をリフォームしたお店で、建物自体が登録有形文化財です。
フレンチにアジア各国や和のテイストを取り入れた仏亜心料理のお店です。

・前菜
・マリネサラダ
・カリフラワーのポタージュ
・海老とホタテのパスタ
・牡蠣とのどぐろのパートフィロ堤包み
・牛フィレとフォアグラ
・焼きおにぎり茶漬け
・クリームブリュレ
・イチゴのタルト
・コーヒー
でした。

いずれも少しづつですが、これだけ頂くと結構お腹いっぱい。
美味しかったです。

子供がいない時は今回のようにディナーを予約してゆっくり頂きます。
普段は妻とは子供のこと以外で会話することも少ないので、こういう時にゆっくり話が出来るのもいい・・・というか、僕的にはそちらの方がメインかもしれません。
それにこの日は奇しくも13回目の結婚記念日。
普段好きなようにさせて頂いていることへの感謝を述べました。

本来子供がいなければ、東山花灯路でも行こうかと行っていたのですが、それはなしにして次男の待つ家に帰りました。

今回は1人12,500円のコースでしたが、ダイナースクラブのエクゼクティブダイニングで申し込んだので、2人で12,500円。
飲み物も含めて14,000円ほどでした。
エクゼクティブダイニングを結構利用するので、それだけでも年会費の元が取れそうです(笑)。

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2017 3/4の拝観報告1(成願寺 尾上松之助を偲ぶ会)


写真は、日蓮法華の旗

この週末は子供たちがアウトドアクラブでお泊りの予定・・・だったのですが、前日夜に次男が嘔吐。
ウイルス性胃腸炎のよう。
あえなく次男は欠席に。

しかし長男は参加するので長男だけを14:00に京都駅まで送り帰宅した後、15:30に自転車で向かったのが花園にある成願寺です。
北野にある桜がきれいな成願寺は浄土宗ですが、こちらは法華宗です。
妙心寺の南門を東に進んだ先にあるので、以前から存在は知っていました。

京都新聞に掲載されていたのですが、この日16:00~こちらで明治~大正の歌舞伎役者、映画俳優の尾上松之助を偲ぶ会が行われました。
開場は境内にあるプレハブの研修道場。
普段はこちらで空手教室をされているそうです。

早めに行って境内を探検します。
戻ってくるとご住職がおられたので、法華宗用の御朱印帳に御朱印を頂きました。
するとその前に頂いた頂妙寺 妙雲院のご住職とお友達だそうで「住職、元気にしてはったか」などと話が盛り上がりました(笑)。

さて16:00。
参加者は20名程度。
当然ですが、ご高齢の方がほとんどです。
場内のスクリーンで古いフィルムを2本、解説をして頂きながら観ました。
1つ目は大正10年に文部省主催の活動写真展覧会で「楠公訣別」の実演を行った際のもの。
尾上松之助が楠木正成を演じ、正行となにやらやり取りをしています。
この実演の観衆の前に、当時の東宮(昭和天皇)が見学に来ておられるのが映っています。
今回のはDVDに落としたものですが、このフィルムの実物は重要文化財に指定されているそうです。

2つ目は大正15年に松之助が亡くなった際に堀川丸太町の自宅から大将軍にあった日活の撮影所まで葬列をした際の映像。
当日は平日だったそうですが、トンデモナイ数の人が押し寄せています。
それほどの人気だったんですね。
フィルムは無声ですので、画しかありません。
ですのでその葬列の背景を分析しながら、どこをどの向きに通ったのかを保存会の方が解説して下さったのも面白かったです。
特に土地勘のあるあたりですしね。

そしてその葬列の先頭に掲げられて映っていたのが「日蓮法華」の旗です。
この約100年前の旗がこの成願寺に今もあるということで、今回こちらが会場になったそうです。

17:10頃。
もう少しで終わりそうでしたが、妻との予定があったので途中で失礼しました。

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2017 2/28の拝観報告5 最終(京都文化博物館 戦国時代展)


写真は、別館の旧日本銀行京都支店の営業室

蓮光院を14:45に出て、御池通→烏丸通→姉小路通と進み、高倉通近くのコインパーキングに駐車します。

15:00にやって来たのが、京都文化博物館の戦国時代展です。
2/25から始まっています。
そもそも僕は京都観光歴よりも戦国時代歴の方が断然長いので、結構テンション高めです(笑)。

しかも今回は3/12まで国宝の洛中洛外図屏風 上杉本が展示されるので、まだ拝見したことがない僕はこの時期を逃せない感じでした。

展示内容は書状や川中島合戦屏風などから始まります。
しかし米沢市上杉博物館、国宝の書状が目白押し。
それだけ上杉氏の管理が良かったのでしょうね。

肖像画では尼子経久、晴久や毛利元就など。
この辺りは書き始めるとエライことになるので、止めておきます(笑)。

重文の厨子入り蘆名盛氏坐像も印象に残りました。
蘆名氏のその後を思うと、盛氏が気の毒です・・・。

国宝の金地院 秋景冬景山水図はいつもの博物館展示のよう。
金地院にこんな国宝があったんですね。
ホンモノが観れてよかったです。

最後は洛中洛外図屏風 上杉本。
東側を観た屏風は、左が北。
西側を観た屏風は、右が北。

1双なので、2つを対面に並べ、間に立ってみるものだというのがよくわかります。

屏風を観ると、本来は描かれ方などを見るべきでしょうけれど、無意識に描かれている場所の同定をしようとしてしまいますね(笑)。
清水寺や天龍寺はいいのですが、当時は西本願寺や高台寺はおろか、方広寺もありませんからね。
逆に本圀寺は堀川五条あたりにちゃんとあるし。

また妙覚寺、本能寺や二条殿の一角をみると、当時出来上がりを見たであろう信長は、何の気なしに見ていたのかな・・・なんて。

今回は圧倒的にこの洛外図屏風 上杉本の印象が強かったので、やはりこのホンモノがある時期に行きたいところですね。

16:30頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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2017 2/28の拝観報告4(蓮光院 大護摩供)


写真は、本堂内陣

13:15に北野天満宮を出て、千本通→御池通と進み、神泉苑近くのコインパーキングに駐車します。
13:30過ぎにやって来たのが、神泉苑の南側にある蓮光院です。

こちらでは毎月28日の14:00~護摩供があるとmasaさんにお伺いしたので、来てみました。
到着すると既に信者の方々が、本堂で西国33か所霊場の御詠歌を唱えておられました。
庫裏にお声掛けすると、ウェルカムな感じで本堂に案内して下さいました。

14:00前に少し時間が空いた時も、皆さんなにくれとなく我々に気を使って下さいました。
そして14:00から14:30まで護摩供。
護摩の後は庫裏でお茶を頂きました。

しかしこの日ご住職は東京へ出張。
代わりの和尚さんが護摩をされましたので、御朱印は頂けず(笑)。
まあしょうがないですね。

14:45頃にこちらを失礼しました。

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2017 2/28の拝観報告3(とようけ茶屋)


写真は、生ゆば丼 860円

大徳寺を出て、車で千本通→今出川通と進みます。
11:15頃にやって来たのが、北野天満宮の門前にあるとようけ茶屋です。
この日の昼食はこちら。

もうかなり有名なお店ですが、実は1度も来たことがありませんでした。
「よし、いよいよ行こう」と思ったきっかけは、またもやスマステです(笑)。
1月ぐらい前に放送していました。

この日は平日ですが、梅苑が公開中。
やはりそこそこ並んでいます。
11:00開店ですので、到着時は第1陣が入ったところ。

待つこと約1時間。
12:15頃にに入店。
内部は3階までありますが、各階が狭く10名強ぐらいしか入れない感じ。
僕はスマステでも紹介された生ゆば丼を、あんとんさんは先程聚光院で点心を頂かれた加減もあり花きつねうどんにされました。

ゆばのどんぶりって確かに珍しいです。
あんがかかっているのですが、ちょっとあんの味が濃いめ。
味が薄いと文句!?が多くなるのかもしれませんが、ゆばの味が分かりにくい感じがします。
個人的にはあんをもう少し薄味にして頂けた方がありがたいですね。

12:45頃にこちらを出ました。

次までまだ時間があったので、北野天満宮の梅苑へ。
梅苑の方はもう7分咲きぐらいにはなっていたでしょうか。
また梅苑の中にホールを建築中で、来年には出来るようです。
ここ数年の北野天満宮は随分変わりましたね。

13:15頃にこちらを出ました。

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2017 2/28の拝観報告2(大徳寺 聚光院 利休忌)


写真は、利休のお墓(左)と三好長慶のお墓(右)

9:15頃に聚光院に戻ってきました。
やはり方丈内部は人で溢れています。
恐らく他の方々は、聚光院の整理券を頂いた後、三玄院の1席目に行かれたのでしょう。
8:30~9:00頃まで。
そしてそのまま聚光院へ。
この15分の差でしょうね。

というわけで我々は縁側で9:30からの法要に参列しました。
法要は10:00に終了。

するとすぐに方丈裏の閑隠席への呼び込みが始まります。
1席目はエライ方やその他諸々の方々で埋まるようで、僕らは2席目でした。

利休忌は法要に参列された方々に1服差し上げるというスタンス=法要が主、お茶席は従のようです。
なので、お茶席はスゴイ流れ作業で進みます(笑)。
1席目は10:10~10:25頃。
2席目は10:30~10:45頃。
30名程入って15分ですから、そのスピードが想像できるでしょう(笑)。

お茶席の後は書院で点心を頂きます。
尾張屋のおそばと巻き寿司が2切れ。
お寿司は稲荷ずしの時もあるそうです。

11:00前に終了し、帰りに利休居士のお墓にもお参りしました。

なお聚光院の利休忌、裏千家の当番の際(2月、5月、11月)は、受付が午前中までですので、ご注意ください。

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2017 2/28の拝観報告1(大徳寺 瑞峯院 利休忌)


写真は、餘慶庵(じょけいあん)

28日、お休みを頂きました。
朝から車で向かったのが、大徳寺。
この日は利休忌です。

2月ですので、今回の聚光院は裏千家の当番。
裏千家の場合は9:30からの法要前はお茶席がありません。
ということで皆さん思惑は一緒。
法要前に他の塔頭の1席目に行ってから、聚光院に戻ってくる!

ということでまずは僕1人で7:10に聚光院の門前に到着。
この時間で7番目。
7:20に受付の方が門前まで来られて、整理券を配布されます。
御供と書いた封筒の表に参加者すべての氏名を書き、裏に人数×2000円or3000円の金額を書いて(もちろん中身も入れて)、整理券を代わりに頂きます。
整理券を貰うと、皆さん早速次の塔頭へ。
三玄院辺りが多そうです。
後程氏名を書いた封筒を見て、受付の方が台帳に転記して下さるという機能的なシステムです(笑)。

僕は17、18番の整理券を頂いて、7:30に瑞峯院へ。
8番目ぐらいでした。
こちらは表千家ですので、聚光院からの流入組は少なそうでした。

瑞峯院の方丈(待合)で待っていると、8:00頃にあんとんさんも合流。
この日は着物でいっらしゃったので、少し遅めの入りだったようです(笑)。

8:27頃から法要があり、席主さんがお焼香されます。
そして8:30から方丈に向かって左手の餘慶庵でお茶席が始まります。
8畳+6畳の広間に30人ほど入ります。
結構広いので、上座の会話は下座までは届きません(笑)。
2服あったので、9:10頃に終了。

2服とは知らずやや出遅れた感がありますが、聚光院へと向かいました。

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2017 2/26の拝観報告2 最終(仁風庵)


写真は、茶室内部

フォーシーズンズホテル京都を出て、車で七条通→河原町通→五条通→堀川通→中立売通と進み、13:30頃にやって来たのが仁風庵です。
この日は14:00~ 第10回「はなしの玉手箱」がありました。

この仁風庵、僕は2回目であんとんさんは初めてです。

こちらは国の有形登録文化財のお屋敷で、講演のある広間、お茶室や庭園など建物も見所満載です。
さらにお茶室に行くとお茶を出して下さいます。
早めに行ってその辺りも堪能します(笑)。

14:00からは講演です。
この日は文学のお話。
佐藤春夫という作家が話のメインです。
ますは佐藤春夫には、友人谷崎潤一郎の妻千代と最終的に再婚します。
いろいろいざこざがあったことは、言うまでもありません。
そして一方で1660年頃、フランスの修道女が将校と道ならぬ恋に落ちました。
その時修道女が書いたガチの恋文をアホな将校が流出し、一般に出版されることに・・・。
またそれがベストセラーになり、世界各国でも翻訳され出版されました。
それを「ぽるとがる文」として日本語訳をしたのが、佐藤春夫とつながります。

要点は、過去にいろいろあった佐藤春夫だからこそ、「ぽるとがる文」を絶妙に翻訳できたのではないということでした。

文学の講義を聞いたことが過去にも少ないので、興味深い内容でした。

15:40頃に終わり、帰宅しました。

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2017 2/26の拝観報告1(フォーシーズンズホテル京都)


写真は、奥の茶室から観た庭園

日曜日です。
この日は長男は模試、次男も化学実験と皆さんお忙しい日。
まあ待っていても仕方がないので、僕は僕で予定を入れました。

11:20に到着したのが、フォーシズンズホテル。
途中であんとんさんと合流しています。

2月ですのでウィンタースペシャルの昼食を11:30から頂きました。
僕は11月に1度来ていますが、あんとんさんは初めてでしたのでこちらにしました。

今回はサービス料、税込みで1人5000円のコース。
内容は、
シェフ井料厳選野菜のサラダ
春菊のペストソース 京湯葉チップ

マッシュルームスープ
カプチーノ仕立て

和牛ランプステーキ
カフェ ド パリソース

林檎のタルトタタン
トンカ豆のアイスクリーム

イリーコーヒー or ノンネフェルト紅茶セレクション
でした。

1月にリッツカールトンのラ・ロカンダで頂いた昼食と同じようなコースです。

総じていうなら、このコースが込々で5000円ならお得ですが、居心地などトータルで評価するとリッツカールトンには及ばないなという印象。

スタッフが若いからでしょうか、給仕して下さる方がその都度変わるからでしょうか、「細かいところに手が届いている感」が弱いです。
食事の説明も聞き取りにくい感じ。
その点リッツカールトンは同じ方がずっと給仕して下さるため、こちらの耳もその方のトーンが分かっているので聞きやすいのかもしれませんね。

さて食事後は庭園の積翠園へ。
今回は庭園奥の新しい茶室のところまで行けました。

全体の雰囲気は東山武田病院の時と変わりないですね。

なんだかんだで、13:10頃にこちらを出ました。

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