昨日、祖母の一回忌に参列する為に上京。法要、食事の後、特別展【縄文】を鑑賞する為、上野の東京国立博物館へ。暑かった~。上野駅から博物館まで歩いただけで、食事の時に頂いたビールが全部汗となって吹き出す。入場券売り場も、館内も長蛇の列。
でも、見れて良かった。「縄文のビーナス」を見に茅野市へ行こうかなって前々から思っていたのだが、それも、「遮光器土偶」も、「合掌土偶」も「火焔型土器」も、その他諸々全部見れて大満足。同時期のエジプトだとかシュメールだとか(所謂四大文明)の器も展示してあったが、それらとは全然異なる文化であることが解る。寧ろ、弥生期の壺や杯が前者に近い形状で、縄文土器は固有のものなんだよね。こちらの知識は全く無いのだけど、「火焔型土器」の独特の模様や形状から、なんつ~か、エネルギーの渦みたいなものを感じる。実用目的なのか鑑賞・表現目的なのか知らないけど、その他の文明、その後の文明とそもそも目指したもんが全く違うんじゃないかって思う。見に来ている人たちは、皆、”凄い”とか”びっくり”とか言っているのだが、その内の何割かの人達は明らかに自分らの文化が進んでいること前提の上から目線なのが、ちょっとイラっときたわ。(笑)石斧持ってウホッって叫びながら獣を追っかけているっていう、何10年前に習ったイメージよって。1万年以上平和に過ごせたってことは、グローバル化という名目の白人・侵略型の文明とは全然違うということですね。
さて、1時間ほどかけて充分に縄文を堪能し館を出ようとした所、ん?【日本の考古】という文字が。1階でそういうのもやってたんだ。嬉しい、ワクワク。
こちらも何気に凄いものが一杯。「三角縁神獣鏡」やら「金錯銘花形飾環頭太刀」やら、弥生期の発掘品が何気にある。金錯銘・・・は、今読んでいる本に出ていたのでナイスなタイミングで見ることが出来た。
石上神宮のデカい盾他いろいろな武具を見ると、この時代も争いや奪い合い、裏切り等があったのだろうと思う。こちらは全然予定していなかったので、得した気分。
慶長小判。待ち受けにしたら宝くじ当たるかも。(笑)
上野といえば、やっぱ”せごどん”。敬天愛人、ちぇすとー!!!
充実の一日でした。