久しぶりの土曜休日。昼間は、【神になった武将たち】という本(雑誌?)を読む。武将ネタも神社ネタも楽しめる。韓流にもAKBにも、オリンピックにも全く興味のないおっさんの嗜好を見事に突いている。最近は、この種の小説や雑誌ばかり読んでいる。ここ数年で、格闘技、プロレスに殆ど興味が無くなってきており、実生活と離れた部分での尊敬の対象をそんなモノに見ているかもしれない。
TVは、ほぼBSしか見ていない。地上波は、どれも”売らんかな”雰囲気が強すぎて受けつけない。別に、嫌いというわけでもないが、バライティーでさえ個々人の必死さが見え隠れして素直に笑えないというか、余計、疲れる。要は、自分がおっさんということなんだろう。ぼ~と風景が流れていくものが好き。そんなもんを観るのは俺だけだろうと思っていたのだが、最近、この”ぶらり旅”的な番組が結構な人気らしい。みんな、疲れているのだろう。吉田類の【酒場放浪記】、ピエール瀧の【歴史発見城下町へ行こう】、堤真一の【グレイスオブジャパン・自然の中の神々】は、ほぼ毎週HDDに録画して観ている。
一部で流行つつはあるかもしれないが、流石に職場で観ている人はいないだろうと思っていたのだが、もっと上手がいた。社畜仲間のTSさん。彼は、【グレイスオブジャパン・自然の中の神々】等は、全部ブルー・レイに落として永久保存とか。画質は、絶対落としたくないらしい。そう言えば、今年のGWは高野山へ行ってきたそうで、”良かった”を連発していた。(当然、数年前に比叡山は制覇している。) TSさん、意外やな~。この人、偉い人に怒鳴られも、製造のおばちゃんに馬鹿にされてもニヤニヤしているだけなのだが、本社にいた頃は切れ者のイメージだった。昼行燈を装った大石内蔵助ということは、間違っても無いだろうが、この人については、”内心はいろいろ思うところはあるだろうな”とは前々から感じていた。
まっ、TSさんのことはどうでもいいのだけど、おっさんは年齢に応じた楽しみで十分ということで。