西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

古墳

2016-05-01 13:22:53 | 神社 古代

柳田布尾山古墳へ行ってきた。

全長107.5メートル。日本海側最大(国内では9番目)の前方後円墳らしい。日本海側というと、出雲辺りにもっと大きいものがあるイメージだが、あちらの方は四隅突出型が多いから、前方後円型ということではココ(氷見)が日本海側で1番なのでしょう。斜め横から見て、最初に浮かんだイメージが宇宙戦艦ヤマト(笑)。ちゃんとした前方後円墳を訪れるは初めてだが、一言でいうと”カッコイイ”に尽きる。前方と後円のバランス、縦横のアスペクト比、微妙に流線的な立体感。この場に立つと気持ちの良いエネルギーが満ちてくる感じ。風水とかは全く知らないけども、二上山と富山湾のパワーを受けやすい場所なのでは?古い時代の人になればなるほど、天候が読めたり、そういうのは体で解るのかもしれない。ウチの犬でさえ、雨が降りそうな時は解るもの。朝の9時前、当然、私しかこの場にはおらず、”こりゃあ、ええとこ見つけたわ。”という感じで、そこそこ長い時間、居させてもらった。

後円部には、木棺が埋葬されていたそうで、3~4世紀にこの辺りを治めていた王の墓なのだろう。後円の上部に上ろうとしたが、立ち入り禁止になっていた。スズメバチがいるらしい。なんか、黒い塊が飛んでいたので、上るのは我慢した。ハチが墓を守っているのか。つ~か、ちゃんと駆除しといてよ、氷見市さん。近畿や出雲ほどの派手さはないものの、越の国もなかなか侮れませんぞ。