もう、5年以上前に高山へ向かって運転中に、ふっと目に入った神社。
”うわ~、なんて清々しい神社なんだろう。”って思ったんだけど、車は急には止まれないし、駐車場らしきものも無いし、その時は通り過ぎた。あれから何度か前を通ったんだけど、毎度通り過ぎてしまっていた。今回は前後に走っている車が無かなったので、道脇に車を停めて、ようやく参拝することが出来ました。
津島神社。たぶん村の鎮守的な神社なのだろうけど、この時期だと、すっきりとした境内と遅咲きの桜がマッチしていて、何とも言えず清々しいのです。
牛頭天王と書かれているので、御祭神がスサノオというは察しが付く。帰って調べてみると、平安時代(869年)に当地に疫病が流行った為、八坂神社からの分霊を勧請し流疫退散・病気平癒の祈願を行ったことが始まりとのこと。御祭神は建速須佐之男神、五十猛命、伊須流岐比古命。
そりゃ~、清々しい感じがして当然だわ。神話では、スサノオがクシナダ姫と出雲国須賀に来て、「吾此地に来て、我が御心すがすがし」と言って宮を建てたから、その地は須賀となり、宮は須賀神社となる。どうでもいいけど、四谷の須賀神社は、『君の名は。』で瀧くんと三葉がすれ違うシーンで出てくるので、巡礼者がいっぱいだとか。