野見山暁治展 後期展示
練馬区立美術館 11.12(火)―12.25(水)
先の前期展示に続くもので、画家(1920-2023)の1960年ころから絶筆まで、かなり濃い作品群である。具象画ではないが、形を意識しない内面からの噴出でもなく、テーマみたいなもの、いろんな要素の研究、組み合わせなどのうえ、かたち、色、タッチ、うごきでこちらに迫ってくる。特に今回の展示では後々までのこるものがいくつもあった。
練馬とならんで糸島(福岡県)にもアトリエを持ったからだろうか、海を思わせるもののいくつかは広さと心地よさもある。
こうしていろいろな言を勝手に並べることが出来るというのはこういう絵のおもしろさなのだろう。
「思い出すこともない」(2008年)、従軍し生き残った画家が戦没画学生の家族を訪ね歩いたということとつながるのかどうかわからないが、何か想像させるどちらかというと静かな画である。
練馬区立美術館 11.12(火)―12.25(水)
先の前期展示に続くもので、画家(1920-2023)の1960年ころから絶筆まで、かなり濃い作品群である。具象画ではないが、形を意識しない内面からの噴出でもなく、テーマみたいなもの、いろんな要素の研究、組み合わせなどのうえ、かたち、色、タッチ、うごきでこちらに迫ってくる。特に今回の展示では後々までのこるものがいくつもあった。
練馬とならんで糸島(福岡県)にもアトリエを持ったからだろうか、海を思わせるもののいくつかは広さと心地よさもある。
こうしていろいろな言を勝手に並べることが出来るというのはこういう絵のおもしろさなのだろう。
「思い出すこともない」(2008年)、従軍し生き残った画家が戦没画学生の家族を訪ね歩いたということとつながるのかどうかわからないが、何か想像させるどちらかというと静かな画である。