法務問題集

法務問題集

特許法 > 特許権 > 消滅

2016-06-11 00:00:00 | 知財法 > 特許法
【問題】
01. 特許権は、存続期間内に消滅し得る。

02. 相続人である権利を主張する者がいない場合、特許権は国庫に帰属する。

【解答】
01. ○: 特許法76条(相続人がない場合の特許権の消滅)他

02. ×: 特許法76条(相続人がない場合の特許権の消滅)
特許権は、民法第952条第2項の期間内に相続人である権利を主張する者がないときは、消滅する

【参考】
特許権の消滅とは何? - Weblio辞書

特許法 > 特許権 > 共有

2016-06-09 00:00:00 | 知財法 > 特許法
【問題】
01. 共同発明の出願によって発生した特許権は、共同発明者が共有する。

02. 第三者に共有特許権の自身の持分を譲渡する場合、共有者の同意を得なければならない。

03. 共有特許権の自身の持分に質権を設定する場合、共有者の同意を得なければならない。

04. 共有特許権の特許発明を実施する場合、原則として、共有者の同意を得なければならない。

05. 第三者に共有特許権の専用実施権を設定する場合、共有者の同意を得なければならない。

06. 第三者に共有特許権の通常実施権を許諾する場合、共有者の同意を得なければならない。

【解答】
01. ○

02. ○: 特許法73条(共有に係る特許権)1項

03. ○: 特許法73条(共有に係る特許権)1項

04. ×: 特許法73条(共有に係る特許権)2項
特許権が共有に係るときは、各共有者は、契約で別段の定をした場合を除き、他の共有者の同意を得ないでその特許発明の実施をすることができる

05. ○: 特許法73条(共有に係る特許権)3項

06. ○: 特許法73条(共有に係る特許権)3項

【参考】
共有 (産業財産権) - Wikipedia

特許法 > 特許権 > 存続期間(2)

2016-06-04 00:00:00 | 知財法 > 特許法
【問題】
01. 2016年5月に特許出願し、2017年2月に出願審査請求したところ、2018年1月に特許査定の謄本が送達され、2018年3月に特許権が設定登録された。この場合、特許権の存続期間の終期は何年何月か?

02. 2016年5月に特許出願し、2017年11月に出願公開され、2018年1月に出願審査請求したところ、2019年9月に特許査定の謄本が送達され、2014年10月に特許権が設定登録された。この場合、特許権の存続期間の終期は何年何月か?

03. 2016年5月に特許出願し、2017年11月に出願公開され、2018年4月に出願審査請求したところ、2020年2月に特許査定の謄本が送達され、2020年4月に特許権が設定登録された。この場合、特許権の存続期間の終期は何年何月か?

【解答】
01. 2036年5月(=2016年5月+20年)

02. 2036年5月(=2016年5月+20年)

03. 2036年5月(=2016年5月+20年)

【参考】
特許権の存続期間とは何? - Weblio辞書

特許法 > 特許権 > 存続期間(1)

2016-06-03 00:00:00 | 知財法 > 特許法
【問題】
01. 特許権の存続期間の終期は、発明日から起算する。

02. 特許権の存続期間の終期は、特許査定の謄本の送達日から起算する。

03. 特許権の存続期間の終期は、設定登録日から起算する。

04. 存続期間の末日が行政機関休日法で規定された休日に該当する場合、特許権の存続期間の終期はその翌日となる。

05. 特許権の存続期間は、延長し得る。

06. 特許権の存続期間は、専用実施権の設定によって5年を限度に延長できる。

07. 特許権の存続期間は、更新登録申請によって更新できる。

08. 特許権は、設定登録の後、1年を経過するごとに更新しなければならない。

09. 特許権の存続期間は、特許料の減免や猶予によって短縮され得る。

【解答】
01. ×: 特許法67条(存続期間)1項
特許権の存続期間は、特許出願の日から20年をもって終了する。

02. ×: 特許法67条(存続期間)1項
特許権の存続期間は、特許出願の日から20年をもって終了する。

03. ×: 特許法67条(存続期間)1項
特許権の存続期間は、特許出願の日から20年をもって終了する。

04. ×

05. ○: 特許法67条(存続期間)2項

06. ×

07. ×: 商標権

08. ×

09. ×

【参考】
特許権の存続期間とは何? - Weblio辞書
特許期間の延長とは何? - Weblio辞書

特許法 > 特許権 > 発生

2016-06-02 00:00:00 | 知財法 > 特許法
【問題】
01. 特許権は、発明が完成した時点で発生する。

02. 特許権は、特許査定を受けた時点で発生する。

03. 特許権は、特許料を納付した時点で発生する。

04. 特許権は、特許公報が発行された時点で発生する。

【解答】
01. ×: 特許法66条(特許権の設定の登録)1項
特許権は、設定の登録により発生する。

02. ×: 特許法66条(特許権の設定の登録)1項
特許権は、設定の登録により発生する。

03. ×: 特許法66条(特許権の設定の登録)1項
特許権は、設定の登録により発生する。

04. ×: 特許法66条(特許権の設定の登録)1項
特許権は、設定の登録により発生する。

【参考】
特許権とは? - goo国語辞書