一月ほど前に気を利かしたつもりで包丁を研いで
黙って流し台に収めておいたのだがそれを使った女房は
全く気が付かないのか私に包丁の話題を出さなかった。
私も意地で包丁を研いだことを黙っていたのでそのまま今日まで来た。
悔しかったので今度こそは「えっ」くらいは言わせようと
少し工夫して頑張ってみた。
前回は中砥石の♯1000だけで仕上げた。
少し横着すぎた。
包丁とぎの名人の話では中砥石だけでも十分切れるようになる
というコメントがあったのでその通りにしたが、
それは研ぎが上手い人の話だったんだね、きっと。
♯1000
そこで今回は最初は荒砥石♯220で研いでから
中砥石で仕上げるようにした。
♯220荒砥石
荒砥石で研ぎ、刃先の腹を触ってみるとバリが出ていることが分かる。
このバリが大切なのだ。
とにかくバリが確認できるまで研ぐことだ。
バリの確認
バリを確認した後反対面も研ぐ。
その後中砥石で研いで仕上げた。
試し切りをしてみたが今回の切れ味は良い。
自信があったので、また黙って流し台に置いておいた。。。
しかし前回と同じで女房は包丁を使っても反応を示さない。
今回はしびれを切らして、「包丁の切れ味はどうなの」と
聞いてみたら。。
「ああよく切れるようになってるー」だって。
いい加減にしとけよ。 ったく。
鈍感女はだめだな。と言いたかったがぐっとこらえておいた。
その後、タケノコがあったので切れる包丁で煮ものを作ってみた。
まあ美味しくできました。
今年最後の野沢菜。 酸っぱいけどおいしい。
これレモンサワーにいいんじゃないの?
ご訪問ありがとうございました。それではまた。
修行お待ち申し上げております。w
うちの夫は100年経ってもできない技です。
そちらに夫を包丁の研ぎ方修業にいかせようかなと思っています。
(コロナが終わったら)