日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

偉い人は威張っていない

2013年02月04日 21時42分46秒 | 思うがままに

昨日は「尊星王供」でした。
厳かな供養に身が引き締まる思いでした。こうして私はこれからの一年を心新たに過ごしていきます。

例年になく暖かな日でした。
私たちは『ヨーガ・スートラ』を初めて英訳されたウッズ博士の供養塔にお参りしました。ウッズ博士のお弟子さんが岸本英夫博士です。岸本博士は『ヨーガ・スートラ』を初めて和訳された先生です。

私ども日本ヨーガ学会のメンバーは星まつりと併せてヨーガの師父を礼讃することはもっとも大切なことと認識しています。
毎年、ご一緒くださる白井欣子さん、そして、今回は熊本から中村文美さんが初参加で嬉しかったです。岐阜からも岡山からもたくさんのご参詣。滋賀ヨーガ連盟の角川五恵教授をはじめとする皆さん、お世話をいただきありがとうございました。
参詣はできないけれど護摩木だけでも…と、ご自分だけではなく、生徒さんたちの申込みをとりまとめてくださった案内者(インストラクター)の皆さん、ありがとうございました。

さて、話は変わりますが、清貧、純潔、従順をかたく守ったのは聖フランシスコです。
そして、驕り高ぶらず、謙遜の人だったことは一昨日投稿しました。

この謙遜をtau(フランシスコ会の十字架のシンボル)を調べることによって考えさせられました。
謙遜は卑下ではなく、自分の能力や功績をおごらない控えめな人のこと。見せかけの謙遜はあっても、なかなかそうはいかないのが凡夫です。

修行の一番の敵は慢心かもしれません。

何年か前のことです。シヴァーナンダ・アーシュラムに行ったときのこと…。

サンスクリットを学んでいる人が偉大なスヴァーミに質問を始めました。しかし、それは質問という名を借りた自己顕示の現れだったのです。当の本人は得意満面です。

しかし…

皆は見抜いていました。その方が「どう、すごいでしょ!」と言いたかったことを…。

その時、その方を見て「私自身にも慢心はないだろうか?」と問いかけました。
人のふり見て我がふり直せ!ですね。

偉い人の判断基準を…

遺伝子研究の第一人者、村上和雄先生はこうおっしゃっていました。

【私は、人を判断する時に、「威張っているかどうか」 という視点でみています。偉い人で、威張っている人を見たことがありません。ダライ・ラマ法王も、まさに 「本物の偉い人」 でした】と。

私が田原豊道先生を尊敬している一つは、まさに驕り高ぶりのないところです。(荻山貴美子)






 

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素朴な疑問

2013年02月02日 16時25分37秒 | 思うがままに
京都に向かっています。アッシジの谷村達郎神父様からいただくお手紙にはいつもTのマークが…。
 
何故なのでしょう?という田原豊道先生の質問に釧路の堀内優子教授がお答えくださいました。
 
聖フランシスコが好んで使っていた十字架のマークだとか…。
 
ですからフランシスコ会では十字架のシンボルマークとしてTを慣習的に用いているようです。
 
そこで、それを足がかりにしていろいろ調べました。Tはtauと読むそうです。
 
もしかしたらアッシジにご一緒したかたの中に、このTのシンボルマークのペンダントを買われたかたがいらっしゃるかもしれません。
 
聖フランシスコは謙遜を込めて用いたようですが、何故謙遜なのか?これがまた疑問でした。
 
いろいろな意味があるようですが、調べているうちに感動してしまいました。
 
このtauはヘブライ語のアルファベットの一番最後の文字になるそうです。
 
tauは生命のしるしでフランシスコは、これを大変好んでいたようです。
 
このシンボルマークで人々を祝福し、手紙にサインをするときもこれを使っていたようです。
 
また、救済と神からの愛を意味し、自分自身の中の救済は最後で良い…という謙遜の表れだとか…。これだけでも聖フランシスコのお人柄が偲ばれます。
 
もう知らないことばかりです。今度アッシジに行ったらこのペンダントを手にいれたい…と、心秘かに思ったのでした。
 
ブログに書いたら秘かではありませんね。(笑)(荻山貴美子)
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荘厳な行事

2013年02月01日 17時20分39秒 | 思うがままに

いよいよ今日から2月ですね。

明日は青山NHKの集中講座から京都へ…。

 
先斗町に行って、翌朝の法明院、星まつりに臨むのが恒例になりました。
 
本当の意味で、私にとっては新しい年のスタートになります。
 
荘厳な行事です。行って参ります。(荻山貴美子)
 
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