本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

熊本城の復興を見守る醍醐の桜

2018-03-26 14:58:12 | 住職の活動日記

加藤神社に植えられた醍醐の桜

 

 

ちょうど見ごろに美しく咲きました

 

 

この加藤神社から見る熊本城

間近に見る本丸と二ノ丸

まだまだ修復はかかりそう

 

 

持ち上げて下の石垣を

積み直すのでしょうか

大変な大工事です

 

 

眼を右に移すと

こちらの櫓は宇土櫓でしょうか

そうだとすれば

加藤清正が築いたお城です

外から見る分には大丈夫のようです

 

 

今、熊本城の桜はすべてが見ごろ

石垣の後ろには

工事の為の長い仮の通路が作られ

そこから重機が運び込まれ

着々と工事は進んでいます。

 

 

この地にあって

醍醐の桜は熊本復興と熊本城の修復を

見守り続けています。

 

しかし、工事は長丁場のようです

この醍醐の桜が

見事な大木になる頃に

熊本城の完成を見るのでは

ないでしょうか。

 

秀吉、縁の醍醐の桜

この桜はそのクローンです

なんとも不思議なご縁です

秀吉が愛でたであろう醍醐の桜

今の技術でクローンとして蘇り

その桜が熊本城の復興を見届けて

いるということです。

 

この地にお祀りされている

加藤清正も

秀吉の桜を愛でながら

熊本城の復興を見続けている

のです。

 

醍醐寺より移植された

醍醐の桜

見えない糸で繋がっているようにも

思えてきます。

コメント
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