宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

撮像鏡筒による写りの違い

2012-12-17 15:43:00 | 天体写真(PENTAX K-5Ⅱs)
K-5使いの”あまぶんさん”から画像を借用出来ましたので、
私の環境で撮像したものと比べてみました。
あまぶんさんの画像が先に出来ていましたから、
考慮したのは次の通り。

・露出倍数を考慮し、出来るだけ同じ露光量になるようにした。
・画像処理でごまかさない。
・色調を揃える。

左が私の環境+K-5Ⅱs、右があまぶんさんのε180ED+K-5です。


どうでしょうか?
流石はε180EDと言うべき画像で、特に周辺光量は勝負になって
いません。
私の環境では、赤い星雲の写りは明らかにK-5

ちっこい冷却CCDは何かと苦労します・・・ってことで。

----- 追記 -----

かなり苦しい処理ですがフラット画像を作って適用してみました。

・室内の多段露出でフラット画像を9枚作成。
・MaxImDLにて上記9枚をコンポジット。
・cs5にて諧調の反転→グレースケールへ。
・新規レイヤーを作成し、不透明度40%で合成。
 これは調整しながらベスト位置を探す。

で、出来上がったのが左の画像。右はあまぶんさんのε180ED。


余裕のε180EDに対してギチギチに周辺を引っ張り上げ、中心を
ナメシているのが分かっちゃいますが、なんとかフラットには
なったようです。ステライメージでRAWからやればなんとかなるか?
現状ではこれが限界ですね。

コメント
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