宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

解像度勝負で NarrowBand

2014-07-26 13:51:00 | 天体写真(冷却CCD)
さてさて、久し振りの撮影はHα NarrowBandで行って来ました。
4等星程度の眠い空でしたがシーングは安定していたため、Hαで
高解像度を狙ってみました。本当はOⅢとS2も撮ってSAO合成したい
のですが、何しろ夜が短い上に1カット20minの難しさもあって当分
完成しないと思います。

VISAC + レデューサ2 + SSMonoⅢによるNGC7000の先っちょ。
5X20min , 100min Total , ダーク&フラット処理無し


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撮影日時:2014/07/26 01:34:16~03:20:50
撮影場所:埼玉県民の森駐車場
気温:23℃
風:微風、若干結露あり
シーイング:4/5
星空指数:40点(4等星が見える程度)
鏡筒:VC200L + レデューサ2(X0.71)にてfl=1278mm , F6.4
撮像カメラ:ORION StarShootMonoⅢ(Sony ICX285AL) + MaxImDL
フィルタ:ORION 1.25" Hα Filter
ダーク処理:***
フラット処理:***
赤道儀:ニューアトラクス改_E-ZEUSⅡ仕様+ひのきスーパーピラー
ガイド:RFT80mmF5 + QHY5L-ⅡM + PHD1.14
画像処理:SI7 -> CS5

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1278mmと2/3インチCCDの組合せで1カット20分は結構キツイですねえ~。
8カット撮って3カットは若干ガイドミスがあってハネました。
3カットと言えば60分ですよ。やはりナローな長焦点をフィールドで成功
させるのは大変です。ハネた3カットも、たぶんAPSCワンショットカラーCCD
なら採用出来たでしょう。Hαでは、どうにも気になって使えないんですよ。
800mmF4鏡があれば1カット10分に出来るし、写野も広がるので夏場の星雲には
良いだろうなあ~と思います。

コメント (2)
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