私が撮るのは”宇宙のソラタマ”
宙玉レンズとは↓
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20100902_389833.html
今回は6月8日~9日にかけて長野県入笠山天体観測所にてテスト
撮影をやってきました。しかし、晴れ間が数分と持たない状態。
K-5 , DAL18mmF3.5(4.0) , ISO3200 , 90sec , アストロトレーサー
こんな夜空じゃ長時間露光は無理と判断し、
”安アクロマート鏡筒でポン!”
を実践してみた。まずはコレを見てくださいな。
M8,M20付近(円形写野約4.5°)、露光時間1分 X 4
-------------------------------------------------
・RFT80(8cmF5 , 400mm) アクロマートガイド鏡
・自作フラットナー・レデューサ + LPS-P2
・SV32mmプローセルアイピース
・Panasonic DMC-LX7(広角端 F1.4 , 4.7mmで撮影)
・ISO1600 , 60sec X 4 composite
・撮影地標高1750m
・合成F=1.4
・基本、JPEG 取って出し
・SI7 , cs5
-------------------------------------------------
ええ、
見落としちゃあ~イケませんぜ、合成F=1.4!
たった1分でここまで写っちゃうんです。
335mm望遠相当でF1.4ですぜダンナ。
コンポジットしてありますが、縮小コリメート法で撮影する場合、
取って出し1枚をチョットいじる程度で良いと思います。
1枚画はコレ
どうでしょう? 結構イケるのではないでしょうか。
そもそも周辺画質をトヤカク言うような画像ではないので、
コンポジットする手間も時間も惜しい気はしますね。
高性能ED鏡筒などで撮ればやりたくなるでしょうけど。
そんな訳で今回は晴れ間に向かって、
あっち!
M16,M17
こっち!
NGC7000 北アメリカ星雲
そっち!
バンビの首飾り
どっち?
γCyg付近
網状星雲
M22
と、矢継ぎ早に60カット程撮影できました。
縮小コリメート法は天候にも強かった!
高校天文部の合宿や、お気楽観望のお供に如何ですか~?
-----------------------------------------------------
今回の試写を行うに当たり、事前テストしたのがコレ。
\14,700.-で購入した素アクロマートガイド鏡にLPS-P2と
フラットナー・レデューサをかまして撮っています。
周辺像が大きく改善されているし、X0.87倍のレデューサ効果も
あってなかなかイケるかも・・・と思ったのですが、
星の実写では作例の通りです。
いや、結構面白いなあ~という印象です。(^^♪
-----------------
LX-7の問題点発覚
-----------------
それは・・・
LX7自体の重量をレンズ伸縮機構が支えきれずに脱調する。
と言うものです。コレハ、
天頂付近を撮影中に画像チェックなどを行うと、レンズが
勝手に引込む訳ですが、カメラ自体の自重を引っ張り上げる
形となります。その時、LX7のレンズ部がガガガガガ!っと
音を立てて”脱調?”し、 ”電源を入れ直してください”
と無慈悲に言ってくるわけ。
これを回避するには、撮影画像をチェックする祭、
アイピースごとカメラを外してしまえばOK。
再度取り付けてもピントがズレることは無いでしょう。
構図を決める時もアイピースごと回転させます。(つづく)
宙玉レンズとは↓
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20100902_389833.html
今回は6月8日~9日にかけて長野県入笠山天体観測所にてテスト
撮影をやってきました。しかし、晴れ間が数分と持たない状態。
K-5 , DAL18mmF3.5(4.0) , ISO3200 , 90sec , アストロトレーサー
こんな夜空じゃ長時間露光は無理と判断し、
”安アクロマート鏡筒でポン!”
を実践してみた。まずはコレを見てくださいな。
M8,M20付近(円形写野約4.5°)、露光時間1分 X 4
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・RFT80(8cmF5 , 400mm) アクロマートガイド鏡
・自作フラットナー・レデューサ + LPS-P2
・SV32mmプローセルアイピース
・Panasonic DMC-LX7(広角端 F1.4 , 4.7mmで撮影)
・ISO1600 , 60sec X 4 composite
・撮影地標高1750m
・合成F=1.4
・基本、JPEG 取って出し
・SI7 , cs5
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ええ、
見落としちゃあ~イケませんぜ、合成F=1.4!
たった1分でここまで写っちゃうんです。
335mm望遠相当でF1.4ですぜダンナ。
コンポジットしてありますが、縮小コリメート法で撮影する場合、
取って出し1枚をチョットいじる程度で良いと思います。
1枚画はコレ
どうでしょう? 結構イケるのではないでしょうか。
そもそも周辺画質をトヤカク言うような画像ではないので、
コンポジットする手間も時間も惜しい気はしますね。
高性能ED鏡筒などで撮ればやりたくなるでしょうけど。
そんな訳で今回は晴れ間に向かって、
あっち!
M16,M17
こっち!
NGC7000 北アメリカ星雲
そっち!
バンビの首飾り
どっち?
γCyg付近
網状星雲
M22
と、矢継ぎ早に60カット程撮影できました。
縮小コリメート法は天候にも強かった!
高校天文部の合宿や、お気楽観望のお供に如何ですか~?
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今回の試写を行うに当たり、事前テストしたのがコレ。
\14,700.-で購入した素アクロマートガイド鏡にLPS-P2と
フラットナー・レデューサをかまして撮っています。
周辺像が大きく改善されているし、X0.87倍のレデューサ効果も
あってなかなかイケるかも・・・と思ったのですが、
星の実写では作例の通りです。
いや、結構面白いなあ~という印象です。(^^♪
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LX-7の問題点発覚
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それは・・・
LX7自体の重量をレンズ伸縮機構が支えきれずに脱調する。
と言うものです。コレハ、
天頂付近を撮影中に画像チェックなどを行うと、レンズが
勝手に引込む訳ですが、カメラ自体の自重を引っ張り上げる
形となります。その時、LX7のレンズ部がガガガガガ!っと
音を立てて”脱調?”し、 ”電源を入れ直してください”
と無慈悲に言ってくるわけ。
これを回避するには、撮影画像をチェックする祭、
アイピースごとカメラを外してしまえばOK。
再度取り付けてもピントがズレることは無いでしょう。
構図を決める時もアイピースごと回転させます。(つづく)
短時間にこれだけ写れば面白い。
続き楽しみにしています。
ウケて頂けて有難い限りです。(^^♪
C-8での撮影に比べて、あまりにもお気楽で拍子抜けします。
適度な色収差で星が綺麗に見えるし、気分転換にも最高ですね!
ただ、今回入れた自作フラットナー・レデューサとは相性が良くない
みたいです。光線追跡をやって下さった方から、
”それじゃあ~かえって悪化しますよ~”とのお告げがありました。
次回はコレを外して撮ってみます。
今日気が付きましたが、米オライオン社の光害対策フィルターである
SkyGlowFilter 1.25inch を持っていました。
今回はLPS-P2の48mm仕様をフラットナー・レデューサと共に組み込み
ましたが、結構苦労しました。
何のことは無い、アイピースにSkyGlowFilterをねじ込めばイイじゃん!
と気付いた次第です。
それから、同じ8cmでもF11.4のA80Mがありますので、
こちらでも撮影をやってみます。
LX7のF1.4を無駄なく活かすには、F10程度が最適なんです。(32mmアイピースの場合)
そうです。カメラと望遠鏡の光軸合わせは大変ですし、
お互いの主点合わせも必要なんです。
しかも、デジカメは製品サイクルが短い上、そのレンズの主点が
どのような動きをするのかサッパリ分かりません。(当然ですよね)
ですから、色々な組合せを試してみましたが決定打はまだありません。
私の場合は旋盤などの工作機械が使えるため、
アイピースの見口部分を改造して使ったりしています。
これにより、まず、光軸は合うようになって来ました。
市販のデジカメアダプターも数種類使ってみましたので、
その辺りは今後の記事にアップして行きます。
参考になるかもしれません。