顔や体格がそっくりな親子をみかけると
なんだかとってもほほえましく感じるけど
「片付け」の上手・下手に遺伝的要素は
関係ないのではないか、と思っている。
「親の片付けられない性格が遺伝して私も苦手。」
と言う人は多い。
また
「ものすごく片付け上手な親に育てられたので、私は片付けが苦手です。」
と言う人は、
「親が完璧にやってくれたので、散らかっているのは不愉快なのに
自分ではどうしたらよいかわからない このままじゃ結婚できないかも知れない」
と悩んでいる。
どちらも
確かに育った環境は理想的でなかったし、
そういう生活習慣が身についてしまったかも知れないけど、
それは「今まで片づけ方を学ぶことがなかった」だけ。
「親がキチンとしていたおかげで自分も片付けが好き」
と言える人は いいお手本が身近にいて片づけ方を学ぶ機会も与えられていた、と言える。(案外少ない)
「育った家が汚かったから私はそれが嫌で嫌で」と言ったTちゃんは、
自分の感性のまま素直に努力して 今やスーパーカリスマ主婦になりました。
買い物好きで ビシバシモノを買ってはビシバシ整理する。
料理好き。多趣味。仕事はフルタイム。3人の子育て。PTA役員歴数年。
アポなしで遊びに行っても
「どーぞー♪」と上げてくれる。
反面教師の好例だ。
小さい子供ならともかく
大人になってからの片付けは自分次第だと教えてくれたのは彼女です。
遺伝のせいにしてあきらめたくなった時に
「それでいいの?本当に?」
とたたみかけるように自問自答しては、
コツコツ習慣付けてきた結果です。
学んで習慣を変える。
本、セミナー、ネット
今は学ぶ方法はいくらでもある。
親世代にそれらの情報はわずかだったんだから。