建築の専門家ではないけれど

幅60㎝には紳士用の靴が3足並べられない。

奥行22㎝のカウンター下収納の中には
A4用紙は入るが　A4リングファイルは入らない。

クローゼットのポールの直径38㎜は頑丈だが、ハンガーが掛けにくい。


入れるモノの目的が限定されている収納スペースなのに
なぜこの寸法？
わずか数ミリ～数センチの違いが歯がゆい。
そんな現場に時々遭遇します。


人、モノ、空間
どこに片付かない原因があるのか？
あちこち計測してみれば　実は建物に問題があることも多いのです。


建築の専門家ではないけど、
数々の現場で実寸を測り続けているおかげで
スペースを見ただけでおおよその見当がつくようになりました。



　5/23DAIKTN福岡ショールーム収納セミナーの様子

だから最近のセミナーでは
簡単な数字のワークを取り入れたり、
モノのサイズ当てクイズをしたりして

空間をとらえる必要性をお伝えしています。

「このスペースに菜箸はまっすぐ入るかな？」
「50リットルの引き出しってどれくらい？」
「そこにTシャツは何枚入る？」

そんな身近なところから空間認知感覚が身に着けば、
買い物の失敗が減ります！


そのような視点でお近くのショールームにお出かけしてみませんか？
最新の収納家具やインテリアもとても参考になります。