TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

新撰組

2005-01-15 03:15:05 | いいもの
 いま、司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んでいます。
司馬遼と池波正太郎は、亡くなった祖父が大好きだったので、実家には全書籍がそろっていて、読むものには困んないのだけど、ハードカバーは、結構重いので、ちょっとずつ文庫本を買って読んでます。
 というのは、余談で、「新撰組」。
 昨年、三谷さん(大好きなので、好意を込めてこう呼びたい)が描いたドラマもありましたが、内にはテレビがないので残念ながら、見ることができませんでした。。あ、また逸れてしまった。。
 何をさておき、土方歳三のような、まっすぐな生き方に惹かれます。そして、つくづく思うのは、「土方」という人のキャラクターが、その時代に即していたということ。言い換えるなら、「時代が求めていた人物」だったのでは?と思うほど、土方の行動と時代のうねりとが、うまく重なっていると思います。
 坂本竜馬にしても、秋山真之にしてもしかり。
なれることなら、私も、時代に即した人間、時代が求める人になりたい。そう思う今日この頃です。

 時代に即したといえば、「欽どこ」(古い?)でブレークした萩本欽一でしょう。残念ながら、私の世代は、「欽ちゃん」といえば、仮装大賞なんですが・・。
 欽ちゃんこと、萩本欽一が、あるインタビューで語っていたのですが、「自分はおもしろい人間なんかじゃない。自分(欽チャンのこと)をおもしろがってくれる人がいるだけだ。」
 面白がってくれる人がいて、はじめて、萩本欽一という人間があるのだ。そう言っていました。
 それを読んだときの衝撃は、忘れられません。
 仕事や人間関係が大変だったりすると、ついつい「自分が一番大変で、それをがんばっている自分はエライ」なんて、錯覚しちゃうときがあったりするのですが、そういう時は欽ちゃんの言葉を思い出しています。
 自分をいかに客観化するかは、意外とこういう謙虚さがないと難しいのかもしれません。私も「こいつ、おもしれ~」と思ってもらえるような人間に早くなりたい!!
Comment (1)
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