TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

千歳烏山

2005-01-23 21:49:28 | いいとこ
今日は、千歳烏山に出かけました。
京王線沿線に住んでいるというのに、平日は会社と家の往復ばかりで、商店街が有名なことは知っていましたが、降りたことのなかった駅です。。

商店街は身の丈スケールで、とてもよい感じ。すぐに気に入りました。できることならすぐにでも引っ越したい気分ですが、いかんせんもう一年会社の寮があるので、しばしお預け。。

商店街も戸越銀座ほどローカルではなく、自由が丘ほどアカ抜けていない。適度に、食べ物屋さんがあって、八百屋さんがあって、喫茶店もあって、日吉とか大岡山のような感じでしょうか。。(あまり商店街のボキャブラリーがないもので(笑)
そして、駅前に市民センター&図書館があるのもいい。やはり、市民のための公共施設はまちなかにあってこそ、使われるものですよね。
それと、まちの美化運動が盛んで、とにかくごみが落ちていない。ボランティアで清掃活動も住民らがやっているみたいです。そういった町の意識とか意欲が感じられる地域って、イキイキしててこっちまで元気になれそう。そして、つくづくそういう町に住んでみたいと思うし、自分が関わった町も元気にしたいと思う日々です。。
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代官山再開発物語

2005-01-23 21:34:21 | 用語集
赤池学「代官山再開発物語」太平社
を図書館でナナメ読みしました。

同潤会アパートから代官山アドレスへの再開発事業のドキュメントなのですが、とても面白かった。地権者との生々しいやり取り、遅々として動こうとしない行政。電力会社の参加による転機などなど。自分が、似たような仕事をやっているだけに、とても勉強になりました。

そして、なによりも「プロセス」を関係者みんなが共有していけたことが、足掛け16年という長期にわたる再開発を成功に導けたのではないかと思いました。
 関係者のコメントとして、「後で振り返ると、相当無駄な作業をしているが、それこそが、地権者をはじめとした関係者間の意志の疎通を密にし、同じ思いを共有できた。そのプロセスが、コミュニティを育み、建物ではなく、「心」をつくった」みたいな内容のことが書かれていて、「まさにコミュニティって、コミュニケーションがないと生まれないものなんだ」ということを改めて実感しました。
 私も、そういう仕事に関わりたい。それが、コンサルタントとしての本来の仕事ではないか思う。

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アワニー原則

2005-01-23 21:21:38 | 用語集
ピーター・カルソープらを中心としたアメリカのニューアーバニズムの先駆者たちが1991年に提唱した。
郊外型のニュータウン計画において、従来コミュニティーの継承と永続を主眼としたもので、都市のスプロール化に端を発したニュータウン開発が、地域独特の習慣や歴史や文化といったローカルコミュニティを「グローバル化」の名の元に、文字通り「さら地」にしてしまうことを危惧したもの。
これらの、発言がきっかけとなって、開発プロセスの共有化や既存のまちの持つ魅力を、地域のストック(資源)として生かす計画の実現が図られるようになった。

EX.コンパクトシティ、サステナブル・コミュニティ、スマート・グロース
(コミュニティ、アメニティ)

詳細はHP。アワニー原則

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サステナブル建築

2005-01-23 04:04:49 | サステナブル建築
の研究を大学院時代にやりました。。
事例をたくさん集めて、そのデータベースを構築し、HPでも閲覧できるようにしたのですが・・・。
いかんせん、事例のほとんどが海外のため、ロイヤリティーの問題でHPは公開できないのです(泣)
とりあえず、3月の建築学会黄表紙に掲載が決まったので、乞うご期待。。


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アーキラボ展

2005-01-23 03:05:13 | 展覧会
森美術館でやっているアーキラボ展に行ってきました。
どうせミーハーな展覧会なんだろうなぁと、ミーハーな私は高をくくって行ったのですが、意外や意外。結構マニアックなものも揃っていました。錯乱のニューヨークの挿絵の原画とか、パスカル・ホイザーマンの「セル」というUFOみたいな住宅ユニットなんか、かっこよかったし。
 伊東さんの湘南台のコンペ案なんて、アーキグラムの「インスタント・シティ」がネタ元だったんですね。。
 展示の内容は、ちょっと偏っているきらいもありますが、ボリューム満点で、見ごたえもありました。
ちなみに、会場構成は隈さんですが、最後の展示のところの壁付けのクッションがとてもよかった。とかく、美術館の展示室には、ひくいソファーが置かれているけれど、実際は座ってしまうと視線が低くなりすぎるんですよね。。その点、壁付けのクッションは、ちょっと腰を落ち着けるのにはもってこいだし、視線も低くならないので、とても楽チンでした。革張りなのも、さらにいい感じ。。展示台のエアークッションは、可もなく不可もなしです。6角形のシステムは、TOD'sと同じでしたね。。

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