TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

空間ゾーニングと動線

2005-05-21 02:59:17 | *白鷹の家
住み手と必要な部屋数、そして敷地の周辺環境から、形態は全室南面する配置とした。
それに伴って、必然的に建物は東西に長いリニアーな形態となった。

その結果、部屋の種別により内部動線の最適解は半ば自動的に導かれる。
それによって並べられた部屋。
パブリックゾーンから、プライベートゾーンへと遷移する公私のグラデーション。

バリアフリーとは、水平方向のことを考えることなのかもしれない。
段差をなくすことがバリアーからフリーになるのではなく、フリーなこととリニアーなこととが同義なのだ。

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形態は機能に従う

2005-05-21 00:26:34 | *白鷹の家
コストの関係もあってこれから先どうなるか分かりませんが、機能と形態が一体となった建物にしたいと考えています。
構造もできるだけシンプルに、システマティックに。

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はじまりに向かって

2005-05-21 00:23:07 | *白鷹の家
今取り組んでいる住宅の設計について、今日からUPすることにします。
やはり、建築は「作ってなんぼ」の世界だと思うのです。

GWから本格的に設計っぽいことをやり始めているのですが、ようやくプランが収束しつつあります。正直言って、今の段階の絵を載せるのには抵抗もあったのですが、それよりも、コンスタントに設計を進めていくためのノルマというか、日課として、アウトプットの訓練として。

住み手の思いと、時間と空間。そして、コスト。考え始めると、とてもとても奥が深い。
建築って、たぶん空間と同時に、時間を考えることなのだと思う。

特に住宅は、生活の中で一番長く接する場所。皮膚に一番触れる空間。一番長く目に触れる空間。そんな空間だからこそ、心地よくしたい。

雪国の小さなまちに建つ小さな住宅。緩やかな山裾の南端に佇む小さな木の箱。主張するのでもなく、溶け込むのでもなく。

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