たまには本の話。
教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために https://amzn.asia/d/d0cBFvp
もともと本は好きでジャンルを問わずよく読んでいたのですが、ここ最近はまったくといってもいいくらい積読状態でした。
今年は、すこしずつ読んでいこうと思っています。
たまたま、山脇由貴子さんを知る機会があり、この本を手に取りました。
(Amazonは優秀なので、次々と勧めてきます。。)
教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために https://amzn.asia/d/d0cBFvp
衝撃的なタイトルですが、臨床の現場で見聞きした経験をそのまま書いた実録。
15年以上前に書かれたとはいえ、根本的なことは今でも十分に通用すると思います。
子を持つ親として、知っておいてよい情報にあふれていて、一気に読んでしまいました。
いじめの方法は姑息でしたたか、絶対に教師にバレないところで行われる。
いじめに原因なんかない。いじめの中から作られるものだ。
全員が加害者になる可能性があり、誰でも被害者にもなる可能性がある。
教室全体が集団ヒステリーになる。
学校だけでは解決できない。学校任せにしない。
小さな兆候(被害者だけでなく加害者も)を見逃さないためのチェックリスト。
などなど。
スマホやSNSが日常化した現在では、もっともっと深刻な状況なのかもしれませんが、、
特に学校関係の皆さんには読んでおいてほしいと思いました。