日時が前後してしまいましたが、草津は草津でも温泉ではなく、滋賀県の東海道草津宿本陣に行ってきました。
毎年行われている草津宿場まつりですが、今年は東日本大震災の復興を応援するために、仙台の七夕と同じ8月に「草津七夕宿場まつり」として開催されました。
本陣は田中七左衞門の邸宅で国の史跡に指定されている家屋。お祭りということもあってか無料開放されていました。
邸宅は畳敷きの廊下の両側に部屋が連なる細長い配置。奥に行くほど格式の高い部屋になっていくのですが、その手前に「台子の間(だいすのま)」と呼ばれる主客に出す茶をたてた控えの間があります。この設えがエンジ色の壁仕上げといい、丸柱に取り付けられた掛け軸用のフックといい、とても洒落ていて驚きました。
「台子の間」:
主客などに出す茶を点てた部屋であるとともに、上段の間の控えの間としても使われていたと考えられる。四畳の畳敷きの奥に、板張り、流し付きの水屋を設け、竹格子窓、下地窓、釣り棚などをしつらえている。さらに、縁との間仕切りに明かり障子、入口左手前の柱間に織部板をはめ込み、杉磨き丸太の床柱を用いるなど、軽快瀟洒な作りとなっている。(HPより転載)
居住エリアは奥に配置され、通りに面した棟は広い土間のある炊事場となっていました。この広土間とものすごく天井の高い炊事場は、はじめて体験する空間でした。
この規模の邸宅ですから、おそらく多くの使用人や家来たちの食事の用意もたいへんな量だったのではないかと想像しますが、それにしても立派な台所でした。
見学した後は、すぐ近くの「陣そば五十二番」で陣とろうどんを美味しくいただきました。
毎年行われている草津宿場まつりですが、今年は東日本大震災の復興を応援するために、仙台の七夕と同じ8月に「草津七夕宿場まつり」として開催されました。
本陣は田中七左衞門の邸宅で国の史跡に指定されている家屋。お祭りということもあってか無料開放されていました。
邸宅は畳敷きの廊下の両側に部屋が連なる細長い配置。奥に行くほど格式の高い部屋になっていくのですが、その手前に「台子の間(だいすのま)」と呼ばれる主客に出す茶をたてた控えの間があります。この設えがエンジ色の壁仕上げといい、丸柱に取り付けられた掛け軸用のフックといい、とても洒落ていて驚きました。
「台子の間」:
主客などに出す茶を点てた部屋であるとともに、上段の間の控えの間としても使われていたと考えられる。四畳の畳敷きの奥に、板張り、流し付きの水屋を設け、竹格子窓、下地窓、釣り棚などをしつらえている。さらに、縁との間仕切りに明かり障子、入口左手前の柱間に織部板をはめ込み、杉磨き丸太の床柱を用いるなど、軽快瀟洒な作りとなっている。(HPより転載)
居住エリアは奥に配置され、通りに面した棟は広い土間のある炊事場となっていました。この広土間とものすごく天井の高い炊事場は、はじめて体験する空間でした。
この規模の邸宅ですから、おそらく多くの使用人や家来たちの食事の用意もたいへんな量だったのではないかと想像しますが、それにしても立派な台所でした。
見学した後は、すぐ近くの「陣そば五十二番」で陣とろうどんを美味しくいただきました。