若桜町地域おこし協議会の町内視察(諸鹿方面)に行きました。
初めに、町内企業の視察ということで、若桜木材(協)の見学をさせてもらいました。高温高圧乾燥機と低温乾燥機とを用途に分けて使用されているそうです。全体で年間16000?、スギとヒノキを半々、扱っておられるそうです。若桜材は、間伐材なので、全体の3分の1くらいしかとれず、2000?くらいしかないそうです。杉皮などを処分するのに、お金がかかっており、乾燥機に余熱を使っているが、まだ余った熱があるので、その熱の利用を考えているそうです。
次に、一の宮電機に行きました。ここは初めてだったので、工場内の精密な機械類に驚きました。一台何千万の機械が何台もあって、1000分の1ミリの世界で、製品ができていき、点検をされていましたが、職人の仕事だなあと思いました。マッサージチェアや車のパワステ、精米機のシャフト等を作っておられるそうです。
そして、諸鹿の屏風岩を見に行きました。曇っていましたが、紅葉がきれいで、朝日と青空があれば、最高だろうなあと想像できる景色でした。別荘を構えておられる方を訪ね、絶景ポイントを見させてもらいました。真下からの屏風岩は、すごく迫力があり、紅葉ももっときれいに見えました。
帰りに来見野の茅葺屋根の家、赤松の中島さんの土蔵のこて絵なそを見させてもらいました。皆原の上田征治さん作の天女五態を見させていただきました。
若桜には、すごいものがたくさんあることを改めて実感しました。もっと若桜を知って、この素晴らしい財産を維持し、若桜の魅力をより高めていきたいと思いました。