の歴史を考える〜起源論を中心に〜と題して、鳥取県部落史研究会の坂本敬司さんの講演を聞きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/97/b490c465ccb9ef3234b90df0de005ee1.jpg?1568900599)
教員時代にもこういう差別の起源について研修して様々な説があることを知っていましたが、確たる証拠がなく、曖昧になっていたことがすっきりしたように思います。教員時代に「とのさまの悪だくみ」という教材で教えてきたのが、間違っているとズバリ言われ、教え子たちに嘘を教えたことになったと反省しました。教員の後半は、それに気づかされてはいましたが、代わりの資料作りができず、そのまま教えていたように思います。
平安時代の京都、「キヨメ」説が書物として証拠があり、死を恐れ、穢れを清める職能民から全国に発生していったそうです。葬式の時に亡くなった人を綱で引っ張り清める儀式(禅ノ縄)の役目を担っていた人を差別するようになったということでした。
人を敬い、平等に接することが重要であることを改めて考えさせられ、この講演を聞いて欲しい人には届かないのが残念でなりません。
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