石原良純さんの講演を聞きました。
30度を越える日のある月、8ヶ月、夏。それ以外は冬で日本は、2季になってきている。気象予報士になって、「風が見える」ようになった。そして、空の楽しさを伝える「空を見よう!」番組で、楽しさ←→怖さを伝えていくことになり、台風や危険性をどう伝えるか?避難してもらえるようにどうするか?考えさせられたそうです。全く行政としての考えと似た課題意識を持たれておられました。
そして、こんな災害が多くなっている状況で、人々は何ができるのか?エコバッグも広がってきました。もっと、「供給」ということに目を向ける社会にしていかなくてはいけない。太陽光や風力だけでは安定供給できないので、ゼロリスクではないが原子力発電を語る必要性があると思っている。と話されました。
国際的にみても、気候難民、自国(メキシコ、アフリカ、中東など)に住めない人が2億人以上おられ、EUは受け入れに積極的だが、食糧問題があるために、イギリスが離脱した面もあるとのことでした。
個々の生活を踏まえて、自分ごととして環境問題について考えていく必要性を改めて感じました。
石原氏が「5年後の日本は、コンビニに何が売ってあるだろうか?」と最後に話され、みんなで未来のために考える良い時間となりました。