鳥取1区立候補予定の石破茂自民党幹事長が鳥取に帰って来られ、決意を述べられました。
初当選のことから話を始められ、各課題についての思いを述べられました。「日本は、お金があるのに、使う機会のない世界ではめずらしい状況になっている。でも、お金を持っているのは、70,80,90代の方で、若いもんはもっていない。老後の生活に不安を持っておられるから、こういう状況になっているわけで、しっかりと老後の安心を保障することをやっていかなくてはならない。そして、お金を若い世代にも回っていくような世の中にしないといけない。」と言われ、全くだと思いました。実は、自分の中でも、もし、父親の財産があったとしたら、相続税を払って僕がもらうより、直に孫に渡すようにできないかなあと思っていたところを石破さんがその趣旨のことも話されました。
また、TPPの件は、今の状況では反対だけど、考え方はいいと思っていたので、共感できました。日本の農業技術は、素晴らしいものがあるので、安くして売る競争をやめて、もっと誇りを持った値段設定をしてもいいと思います。そして、外国にでも簡単に売ることのできるシステムづくりがしっかりなされれば、十分に日本の米をはじめとする農産物は、世界のトップレベルを維持するのではないかと思っています。今は反対なのは、今言った農家の人が簡単に世界で売ることのできるシステムづくりができてからTPPに参加するのはいいと思っています。問題なのは、中間どころがしっかり儲けて、肝心の農家が苦しいままという状況は避けなければならないことは言うまでもありませんが・・・。
第3極の党も結局は、都会のために政策を考えていて、地方交付税を減らして、もっと競争させるべきだと理想論だけを唱えています。若桜町で地方交付税を減らされたら、住めません。地方の力がないのに競争しろというのは、地方を分かってなさ過ぎです。
3年前の選挙では、悩んであまりここを押すということが書けませんでしたが、今回は、明白です。みんなで、自公政権を取り戻しましょう。そして、石破さんにもっと、地方の尊厳を高めてもらいたいと思います。あと23日です。みんなで、力を合わせて頑張りましょう。