hyperclub

パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

ジョー・サウス、孤独の影

2005-06-24 23:59:00 | 音楽
 「おっと、これは…?!」
H氏が思わず声を上げる。そうなのである、60'sが教室に流れている。
「マジョリー・ノエルやろ、『そよ風に乗って』やんかぁ…」
それを口火に、ぼくよりいくらか年長の氏の口から懐かしのアイドルの名が次々と挙がる。
「シルビー・バルタンやろ、フランス・ギャルやろ…」
「ウィルマ・ゴイクも外せんね」
と、ぼく。

 高一の大祐が怪訝な表情でぼくたちオヤジのやりとりを聞いている。思えば、ぼくが大祐の年齢でこの曲を聞いたのだ。大ちゃんにも新鮮に聞こえて欲しいし、感動もして欲しい。
「古い!!」
と切り捨て欲しくない。

 海外のPOPSでぼくはファルセットの魅力を知った。要するに裏声を使って歌うことだ。習得せんと頑張るぼくの艱難辛苦は如何ばかりだったか。不可能という言葉に気づかない馬鹿な情熱もあった。それでもJimmy Jonesの「素敵なタイミング」は今でもカラオケの18番だ。最近では末っ子がモノにしようと励んでいるようだ。頑張るべし、女の子にはインパクト強いぞ。
「なんちゅう親や!」
H氏はどこまでも固い。

 そういえば…。突然、ジョー・サウスの『孤独の影』を懐かしく思い出した。浪人中のことだったか、曲名が自分に重さなり印象に強かった。1969年のグラミー賞、Song of the Year に輝いている。ロックだろか、いや、やはりカントリーなのだろう、他にもお気に入りのあるはずなのに、何度も繰り返し聴き入っている。