ヘレン・ケラーが最初に覚えた言葉が「water」だったと記憶する。わたしたちにとってもっとも大切なものだ。そのかけがえのない水が不足することに虞(おそれ)を抱いている。昨日も覗いた三重県企業庁の「くらしの水と電気」のページ、とりわけ「水源状況」がもっとも関心の高い事柄だ。5日現在、神路ダムの貯水率は47.5%だ。昨日からさらに増えたが、微増というのが適切か。ずっと降り続きだったが、あれだけの降水量では知れたものなのか。ただ、雨が木の葉を濡らし、じわじわと根っこに滲み込みつつしっかり蓄え、その一本一本の樹の集合が森林な訳だから、ダムに注いでくれるのはこれからなのだと信じたい。洪水を起こすような大雨はお断りだし、農作物を害するような雨量も勘弁だが、梅雨明けまでにも少し奮発してもらってもよい。
今日は突発的な出張が入った。極端に遅くなった職場のパソコンを見て欲しいというもの。空き時間とのタイミングが絶妙で出向くことができた。冷静に観察すると、システムトレイに、「180search assistant」が常駐しているではないか。この予断と発見はK氏のおかげだ。氏宅のと同じ症状だ。さらに冷静を努めて駆除することができた。
ぼくたちは車を運転するときに必ずダッシュボードの計器類を意識している。それと同じくパソコンだって注意を注ぐ必要がある。いつもと同じ画面かどうか、あるべきところに余分なものが忍び込んでいないか、または、消えていないか。常態を知ることがとても大切だなと実感した一日だ。
ユーミンの「やさしさに包まれたなら」を聴いて発見、荒井由実なのだ。何を今さらなのだが、歌詞だって素晴らしいことに気づいた。いつも発見は遅れてやってくる。
小さい頃は神様がいて
毎日愛を届けてくれた
心の奥にしまい忘れた
大切な箱開くときは今
はて、ぼくに娘がいるはずで…、それも立派に成人してくれて…。その幼いころの娘の姿がまぶたに浮かんできて、ほろっとさせられる。